上図は、先後逆で角換わり腰掛銀からの進展で▲4五銀と歩を取った局面。ソフトの評価値-45で互角。
対局中は銀を渡すと、▲7一銀の割打ちの銀があってあまりよくないと思って△5五銀とかわしたのですが、この手はあまりよくなかったようです。
実戦では△5五銀に▲7五歩だったのですが、▲3五歩だったら後手もいやな形だったみたいです。ソフトの評価値+241で互角。

▲3五歩はいかにも筋という手で、後手玉のコビンを狙っています。
▲3五歩に△同歩なら、▲3四歩△4二銀▲5六歩△4六銀で、ソフトの評価値+239で互角。
この手順は、先手の攻めがやや細いところはありますが、3筋に拠点を作られ6四にも歩の拠点があるので、実戦的には後手自信なしです。
△5五銀では△8六歩がありました。
△8六歩▲同歩△7五歩で、ソフトの評価値-88で互角。

この手順は、△7五歩と突けるかどうかがポイントになりそうです。
歩を持たれると7三の桂馬の頭が狙われやすいのですが、7筋の歩を突き捨てないと、後手の攻めの幅が広がらないということみたいです。
△7五歩に▲同歩なら、△7六歩▲同銀△8六飛▲8七銀△4六飛▲4七歩△6六飛で、ソフトの評価値-613で後手有利。
この手順は、後手は7筋の歩を突き捨てたおかげで、△4六飛から△6六飛と横に活用する手です。
6四に歩があるので▲6七歩が打てませんので、実戦的には後手の主張が通ているような指し方です。
△7五歩に▲5四銀なら、△同歩▲7一銀△7六歩▲8八銀△8六飛▲6二銀成△4七歩▲5八金△5五角▲8七歩△3七角成▲8六歩△4八歩成▲同金△同馬で、ソフトの評価値-997で後手優勢。
この手順は、▲7一銀に△7六歩から△8六飛とする手がうっかりしやすく、▲6二銀成の瞬間は金損になりますが、先手の8八の銀が壁銀なのを利用して△4七歩から△5五角と打って、以下飛車を捨てても指せているというのがすごいです。
桂馬の頭の歩を自ら突くのが参考になった1局でした。