上図は、先後逆居飛車対振り飛車の対抗形で▲7四歩と突いた局面。ソフトの評価値+136で互角。
対局中は、ここまでまずまずの駒組みかと思っていましたが、このタイミングでの▲7四歩は見えていませんでした。
本譜は△7四同飛▲同飛△同歩▲9一飛で、ソフトの評価値+272で互角。
▲7四歩に△同歩とすると後手の飛車の横の利きが悪くなるので△同飛としましたが、交換後に▲9一飛と進みました。
形勢は互角のようですが、先手の主張が通った展開で先手の7七の桂馬が活用できれば先手が良さそうです。
このあたりは、展開が一直線になりすぎたかもしれません。
△7四同飛では△7四同歩もありました。
△7四同歩に▲6四角なら、△7五歩▲同角△7四飛でソフトの評価値-108で互角。

この手順は、▲6四角に△7五歩と突いて▲同角とさせてから△7四飛と回るのが手筋で、これで先手の飛車と角が動くづらくなります。
△7四飛以下▲4六歩△8六歩▲同歩△8七歩で、ソフトの評価値-83で互角。
▲4六歩は後手からの△7五飛▲同飛△6四角の筋を消した手ですが、後手は8筋の歩を突き捨てて△8七歩と垂らしていい勝負のようです。
△7四同歩に▲6五歩なら、△8六歩▲同歩△7三桂で、ソフトの評価値+118で互角。

この手順は、▲6五歩と突いて△同歩なら▲9一角成が狙いでこれでは後手が悪いので、8筋を突き捨てて△7三桂と遊んでいる桂馬を活用します。
ただし、私の感覚では△7三桂が先手の角のラインに入るのでちょっと考えてないと指せない手です。
△7三桂に▲6四歩なら△6五桂で、ソフトの評価値-107で互角。
△7三桂に▲6四角なら△7五歩▲同飛△6五桂▲7三角成△5七桂成▲8四馬△4八成桂▲同金△6六角で、ソフトの評価値-70で互角。
どちらの手順も、簡単には後手有利にならないのが興味深いです。
三間飛車の仕掛けの対応が参考になった1局でした。