上図は、居飛車対振り飛車の対抗形で後手が△2五歩と歩を取った局面。ソフトの評価値+218で互角。
対局中は、3六の銀と3七の桂馬の形があまりよくないなと思っていましたが、2九の桂馬をそのままにして戦うのもどうかということでこの形になりました。
評価値を見ると、この形も思ったほど悪くはなかったです。
本譜は▲4五歩△同歩▲3三角成△同桂で、ソフトの評価値-118で互角。

▲4五歩と突いて以下角交換をして、いつでも▲4五桂と跳ねる筋を残したほうがいいと思って指したのですが、やはり3七の地点が狙われやすく後手から△5五角があります。
よって△3三同桂に▲7七銀としたのですが、ソフトの評価値-590で後手有利。
このような展開では▲4五歩はよくなかったようです。
▲4五歩では▲2九飛がありました。ソフトの評価値+77で互角。
▲2九飛△3五歩▲同銀△3四歩▲2三歩で、ソフトの評価値+312で先手有利。

この手順の▲2九飛は手待ちの意味です。
後手の△3五歩は先手の銀を引っ張り出して危険な意味もあるのですが、△8二玉だと6一の金が離れ駒になりますし、△6二銀だと後手玉が壁になるので後手の指し方も難しいです。
△3四歩で先手の銀が死んだ形ですが、そこで▲2三歩がいい手です。
▲2三歩△同飛▲2四歩△2二飛▲2五桂△3五歩▲3三桂成△同桂▲2三歩成△同金▲3一角△2一飛▲4二角成で、ソフトの評価値+821で先手優勢。
この手順は、やや先手うまくいきすぎですが、角と銀桂の2枚替えで先手が少し駒損ながらも後手陣がばらばらで、馬を作って先手優勢です。
手待ちして相手が動くのを待つのが参考になった1局でした。