上図は、先後逆で居飛車対振り飛車の対抗形で▲5四歩と突いた局面。ソフトの評価値-2577で後手勝勢。
駒割りは互角で対局中は、次に▲4四角の筋がありまだ大変かと思っていましたが、後手勝勢だったのは全く形勢判断が出来ていませんでした。
本譜は△5五銀▲3三歩△同桂▲3四歩で、ソフトの評価値-2093で五得勝勢。

△5五銀と手厚く打って後手が残していると思っていましたが、▲3三歩から▲3四歩が厳しいと思っていました。
しかしよく見ると、△3四同金▲5五角△4八飛成で、ソフトの評価値-2941で後手勝勢。
この手順は、6六の角が▲4四角とすると△4八飛成と金が取れるのがうっかりしやすいです。
よって△5五銀はそんなに悪い手ではなかったですが、△5五銀では△4八飛成がありました。
△4八飛成▲同角△4七銀で、ソフトの評価値-2158で後手勝勢。

この手順の△4八飛成は全く見えていませんでしたが、このあたりが直感が悪いなと思います。
△4八飛成に▲4四角なら△同龍がありますので、▲4八同角としますがそこで△4七銀が厳しいです。
△4七銀は詰めろではありませんが、後手玉が固いので安心して攻められます。
△4七銀に▲同銀なら、△同角成▲3九銀△2九金▲1八玉△3九金▲同角△2九銀▲1七玉△3六馬で、
この手順は、先手玉が薄いので馬と金と銀だけで攻めて手が繋がっています。
△4七銀に▲同銀△同角成▲6六角なら、△3八金▲1八玉△3六馬▲4四角△3三歩▲3一銀△同玉▲4二金△2二玉▲3二金△同金で、ソフトの評価値-50000で後手勝勢。
この手順は、先手が▲3一銀から後手玉に迫る形ですが、▲4二金に△2二玉で後手玉は詰みません。
飛車を切って銀を打っての寄せが参考になった1局でした。