上図は、先後逆で居飛車対振り飛車の対抗形から先手が飛車を2筋に戻して▲2五同桂と歩を取った局面。ソフトの評価値+244で互角。
先手が1筋の位を取っていたので、1六の銀と作るのが可能だったのと後手が穴熊にしたので2九に飛車が回って2筋から仕掛けた展開です。
とりあえず角取りなので角を逃げたのですが、次の一手はまずかったようです。
本譜は、△2四角▲6五歩△2二歩で、ソフトの評価値+484で先手有利。

この手順は、△2二歩と受けた形です。
以下▲1三桂成△同角▲2五銀で、ソフトの評価値+618で先手有利。
この手順は、先手は桂馬を捨てて▲2五銀と抑え込みのような形で、後手は歩切れなのと2二に歩があるので、2筋で歩を受ける形になりません。
△4六桂と打つ手はありますが、▲2四歩で先手の飛車と角が働いた展開で後手苦しいです。
△2四角では△2二角がありました。ソフトの評価値+326で先手有利。

この手順は、△2二角と先手が角道を開けるのを事前に受けた手です。
ただし、後手の飛車と銀と桂馬が働いているので、やや後手が受けるのは大変な形です。
△2二角以下▲1三桂成△同角▲2五銀△4六角▲2四歩△同銀▲同銀△2八歩▲6五歩△5五桂で、ソフトの評価値+254で互角。
この手順は、先手が桂馬を捨てて▲2五銀と出た形で、後手は△4六角と出て△2八歩と飛車先を受ける形です。
まともに先手の攻めを受けているので、やや後手は不満な展開かもしれません。
ただし、先手の▲1六銀から▲2九飛の狙いが途中で気が付いたのですが、穴熊にしていたのでやむを得ない感じです。
穴熊の端攻めの受け方が参考になった1局でした。