角2枚を捨てる詰み手順


上図は、相居飛車からの進展で▲7四龍と歩を取った局面。ソフトの評価値+99979で後手勝勢。

▲7四龍は▲7七金の詰めろですが、ここで先手玉に詰みがあります。

実戦では△5八銀と進んで長手数でこれでも以下詰みですが、△4八銀以下詰みでした。

△4八銀▲同飛△同成桂▲同玉△5七角で、ソフトの評価値+99982で後手勝勢。

人間の感覚だと△5八銀と打って清算するのが自然だと思いますが、ソフトは△4八銀を考えるみたいです。

飛車を取ってからの△5七角がなかなか指せません。

ただ捨ての角ですが、△5七角に▲3八玉では△4九角以下詰みで、△5七角に▲3七玉では△4八角打以下詰みです。

よって△5七角に▲同玉ですがそこで△6六角で、ソフトの評価値-99986で後手勝勢。

△6六角に▲同玉なら、△5六金▲6五玉△6六飛まで。

この手順は、最後の△6六飛が少し打ちにくいです。

△6六角に▲6七玉なら、△5七飛▲6六玉△5六金▲6五玉△6七飛成まで。

この手順は、△5七飛から△5六金が味がいいです。

△6六角に▲4六玉なら、△5六飛▲3七玉△3六銀▲3八玉△2七金▲4九玉△5八銀成▲同金△3八金▲5九玉△4八金▲6八玉△5八飛成まで。

この手順は、△5八銀成から△3八金が少し見えにくいですがぴったり詰んでいます。

実際に対局した後に調べたら詰んでいたというのがかなりあります。

両対局者共に気が付かないというのが多く、やはり将棋の終盤はかなり難しいです。

将棋の終盤が強くなるのに詰将棋を解くのもありますが、実際に指した将棋の気が付かなかった詰み手順を覚えるというもありそうです。

角2枚を捨てる詰み手順が参考になった1局でした。