上図は、相居飛車からの終盤戦で▲5八同玉と成桂を取った局面。ソフトの評価値-99982で後手勝勢。
後手の持ち駒に大駒がたくさんあるので先手玉が詰んでもおかしくないと思っていましたが、詰み手順がよく分かりませんでした。
本譜は△2八飛▲4八銀で、ソフトの評価値-99984で後手勝勢。
この手順も長手数です以下詰んでいるみたいですが、分かりやすいのは△5六飛でした。ソフトの評価値-99982で後手勝勢。

△5六飛は敵陣に打つ飛車でなく、龍を作る形になりにくいので指しづらい感じがしますが、飛車の横効きで上部脱出をおさえるのが大きいと思います。
△5六飛▲5七銀△5九金▲4八玉△3八金で、ソフトの評価値-99988で後手勝勢。

この手順は、△5六飛に▲5七銀と合い駒をしますが、△5九金が玉を下段に落とす手筋で▲同玉なら△5七飛成がありますので▲4八玉としますが、そこで△3八金が鋭いです。
△3八金は▲同玉に△4九角と打つ狙いです。
△3八金以下▲同玉△4九角▲4八玉△3九角▲同玉△3八銀▲4八玉△5八金▲3七玉△2七銀成まで。
手数はかかりますが、この手順が分かりやすいみたいです。
なお、最初の△5六飛では△6九銀という詰まし方もあったようです。
△6九銀▲同玉△6七飛▲6八銀△5八金▲同玉△4九角▲同玉△4七飛成以下詰み。
この手順は、△6九銀と玉を下段にして△6七飛と上から飛車を打つ手です。
駒がたくさんある場合は飛車は横に打つのでなく、上から打った方が分かりやすようです。
飛車を上から打って飛車の横効きを利用して玉を詰ましにいくという感覚です。
飛車を上から打って詰ますのが参考になった1局でした。