上図は、居飛車対振り飛車の対抗形で後手が△3三同桂と角を取った局面。ソフトの評価値+113で互角。
この局面は先手の1歩損ですが、先手は玉を深く囲っているのに対して後手玉はやや薄くていい勝負のようです。
本譜は、後手の3三の桂馬を角で狙う意味で▲6六角と打ったのですが、後手の次の1手が軽かったです。
▲6六角△2四飛で、ソフトの評価値-81で互角。

この手順の▲6六角は次に▲4四歩△5二銀▲3四歩と桂馬の頭を狙ったのですが、△2四飛が軽い受けで▲4四歩には△同銀で攻めが続きませんので、▲6六角はやや失敗のようです。
▲6六角では▲4四歩がありました。
▲4四歩△同銀▲3四歩で、ソフトの評価値+234で互角。

この手順は、▲4四歩と銀の頭に歩を打ち捨てて銀の位置を変えてから▲3四歩とします。
これで先手は桂得になる形です。
▲3四歩以下△5四角▲3三歩成△同金▲2五飛で、ソフトの評価値+332で先手有利。
この手順は、△5四角と先手の3六の銀を狙った手ですが、▲3三歩成から▲2五飛と飛車を捌きます。
大駒の交換になれば、先手玉と後手玉の固さの差で先手が指せそうです。
相手の桂馬が跳ねている局面では、桂馬の頭を狙う手がないか考えると▲4四歩△同銀▲3四歩という手順が見えてきそうです。
3手の読みで桂馬を取るのが参考になった1局でした。