▲7七角と打たずに駒組を進める


上図は、居飛車対振り飛車の進展で△3三同桂と角を取った局面。ソフトの評価値+192で互角。

実戦は△3三同桂に▲7七角。

私は、このような将棋では以前から角交換したら▲7七角と自陣角を打ちたくなる棋風のようで、少し形が違った将棋でも▲7七角と指していました。https://shogiamateur.com/2019/03/05/

忘備録として気になった局面は残しておいたのですが、簡単に棋風は変わらないようで、時間がたてば内容を少し忘れていたようです。

なお、私の使っているソフトでは、自陣角の▲7七角は推奨手でなく候補手にも上がらないことが多いです。

本譜は▲7七角と打って数手進んで▲3七銀までで、ソフトの評価値-5で互角。

▲7七角と打つと後手は3三の桂馬を守る展開になります。

なお▲7七角の意味は、▲3七銀から▲4六銀として▲3五歩と後手の3三の桂馬を角と銀で狙う感じです。

先手の狙いは分かりやすいのに対して、後手は持ち角をどのように使うかという感じです。

評価値は互角ですが、通常、対振り飛車にすると100から200位プラスになるのが、-5では先手の指し方が損しているように見えます。

▲7七角では▲5八金右がありました。

▲5八金右△2二飛▲8八玉△4二銀▲7八銀△7二銀▲6六歩で、ソフトの評価値+105で互角。

この手順は、自陣角を打たないで駒組を進めた手です。

ここからはじっくりした駒組になりそうですが、△2五桂▲同飛△2四歩の筋が気になります。

△2五桂▲同飛△2四歩▲2八飛△2五歩▲9五歩△同歩▲7四桂△9二玉▲9五香△9三歩で、ソフトの評価値±0で互角。

この手順は、△2五桂と捨ててから△2四歩から△2五歩と伸ばす展開で、先手もいやな展開の一つですが、▲7四桂から▲9五歩と端に手をつけてどうかという手順です。

▲7四桂に△同歩なら▲5五角があるので取れないのですが、7四に桂馬が残った状態では後手玉も危ないので、評価値は互角でも普通は指しづらいです。

後手が△2六歩から△2七歩成を見せてきたら、▲2四歩△同飛▲1五角の切り返しか、▲5九銀として△2七歩成に▲4八飛と辛抱するか、場合によっては飛車を見捨てる展開もありそうです。

▲7七角と打たずに駒組を進めるのが参考になった1局でした。