上図は、先後逆で相掛かりからの進展で▲9六歩とした局面。ソフトの評価値+21で互角。
対局中は、△7四歩とか△6四歩とかを突きたかったのですが、後手の飛車の横の利きがなくなって▲4五銀のような手が気になって突けませんでした。
▲4五銀は狙いは単純ですが、▲3四銀と1歩を取って場合によっては▲5六角と打ってから▲2三銀成とするような感じです。
後手も色々な指し方があると思うのですが、ただ棋譜を見るのと実際に指すのでは感覚が違って本譜は角交換をしました。
▲9六歩以下△8八角成▲同銀△2二銀で、ソフトの評価値+31で互角。

この手順は、△8八角成としてから△2二銀と受ける手で、後手が1手損なのであまりいい手ではないなとは思っていましたが、意外にもソフトの候補手の1つでした。
後手に1手損角換わりのような指し方もあるので、角交換は思ったほど悪い手ではないようです。
ただし、▲4五銀のような手が直感で見えて気になるようでは、あまり筋がよくないかもしれません。
短い時間だと本筋の手を考えて、▲4五銀のように少し捻った手が出たらその場で考えた方がいいのでしょうが、このあたりも時間の使い方がうまくないかもしれません。
▲9六歩にソフトの推奨手は△7四歩でした。
△7四歩に▲4五銀なら、△7五歩▲同歩△7三銀で、ソフトの評価値-33で互角。

この手順は、▲4五銀に△7五歩として飛車の横の利きを通すのは自然ですが、▲7五同歩に△7三銀が少し指しづらいです。
△7三銀で△7三桂は、先手がゆっくりした指し方をされると、後手が1歩損でいつでも桂馬の頭を狙われそうなので、形は△7三銀のようです。
△7三銀に▲5八金なら、△8八角成▲同銀△3三桂▲5六銀△6四銀で、ソフトの評価値+26で互角。
この手順は、▲5八金として4七の空間を受けた手に△8八角成から△3三桂として受ける形です。
以下▲5六銀と引かせてから△6四銀とでて△7五銀を狙ってどうかという将棋です。
相掛かりの▲4五銀の受け方が参考になった1局でした。