上図は、先後逆で横歩取り青野流からの進展で△7六飛と歩を取った手に▲7七桂と跳ねた局面。ソフトの評価値-95で互角。
横歩取りの後手番は先手が横歩を取らないとできない戦型なので局数が少ないですが、取ってきたときはこの形が多いです。
対局中は、▲7七桂に次の一手が全く見えませんでした。
本譜は、△9四歩▲3八銀△5五角▲3七桂△3三桂▲8四飛△8二歩でソフトの評価値+19で互角。
この展開は、後手の方針がはっきりしない状態で指していました。
形勢は意外にも互角だったですが、 後手はいまひとつ狙いがはっきりしません。
△9四歩では△4四角がありました。ソフトの評価値-54で互角。

この手順は、△4四角として先手の飛車の動きを抑える手です。
△4四角とすると先手は8筋に飛車が回れないのと▲3五飛には△同角がああります。
このような手は全く形が違うのですが、別の将棋でもありました。https://shogiamateur.com/?p=18516&preview=true
▲7七桂と跳ねた形は先手の角の利きが止まっているので、△4四角という手があるのを忘れていました。
△4四角に▲3七桂なら、△2七歩成▲同歩△3三金▲4四飛△同金▲6五桂△4二銀▲2二角△8九飛で、ソフトの評価値-484で後手有利。
この手順は、△2七歩成として▲同歩とさせることで先手陣に少し空間をあけてから△3三金として飛車と角の交換に持ち込む手です。
▲4四飛に△同歩では、後手陣も隙ができますので4段金になりますが△4四同金とする展開です。
以下▲6五桂と後手からするといやな筋ですが、△4二銀から△8九飛として後手も指せるようです。
また別の手として、△9四歩では△2七歩成がありました。
△2七歩成▲同歩△5五角で、ソフトの評価値-62で互角。

この手順は、△5五角で部分的に△1九角成を受ける形はないですが、以下▲8四飛が気になります。
▲8四飛△8二歩▲6五桂△8八角成▲同飛△5五角▲7七歩で、ソフトの評価値+15で互角。
これはいい勝負のようですが、後手は5三の地点が薄いのが気になります。
横歩取りの▲3四飛の形には△4四角が参考になった1局でした。