上図は、居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で△4九角と打った局面。ソフトの評価値+543で先手有利。
対局中は、△4九角に逃げる手は△7六角成が手厚くなって先手がまずいのかと思い▲5八角と打ちました。
▲5八角△6六香で、ソフトの評価値-1304で後手優勢。

この手順は、△4九角に▲5八角としてはじいたつもりだったのですが、△6六香が全く見えていませんでした。
以下▲7八玉△5八角成▲同金△6九角▲8八玉△8七角成△同玉△8六香以下詰みなので、終盤の一手ばったりの展開です。
▲5八角では▲6八玉がありました。ソフトの評価値+346で先手有利。

▲6八玉と下に逃げる手があったようです。
▲6八玉に△7六角成なら、▲8三香成△同玉▲9五桂△9四玉▲8三角△9五玉▲6一角成△6六香▲5九玉△6九香成▲4八玉で、ソフトの評価値+1257で先手優勢。
この手順は、▲8三香成も見えておらず▲9五桂から▲6一角成で勝負する手で、△6六香も厳しいのですが、▲4八玉と逃げると先手玉は詰みません。
▲6八玉に△6六香なら、▲5九玉△3八角成▲8三香成△同玉▲9五桂で、ソフトの評価値+1469で先手優勢。
この手順は、△6六香から△3八角成として先手玉が危ないようでもまだ詰めろになっていません。
よってこの瞬間に▲8三香成から▲9五桂と迫ります。
一見後手玉が広いようでも、▲9五桂に△8四玉は▲8五歩△7四玉▲6五角△6四玉▲5四飛まで。
この手順の▲8五歩に△9四玉は▲8三角△9五玉▲9六飛まで。
▲9五桂に△8二玉なら、▲8八飛△8七歩▲3八飛で、ソフトの評価値+2601で先手勝勢。
この手順は、▲8八飛が少しうっかりしやすくて、王手で馬を抜いて先手勝勢です。
このような手順があったのですが、▲8三香成から▲9五桂の筋に気が付いているかが大きかったです。
王手の対応で盤面全体を見るのが参考になった1局でした。