上図は、後手雁木からの進展で▲3四歩の王手に△2二玉と下がった局面。ソフトの評価値+967で先手優勢。
対局中は、6四の馬が働いており、まだ先手玉に詰めろがかかっていないのでこの瞬間に寄せきればいいかと思っていました。
先手は1八の飛車が働いていないでそれを活用したのですが、それがあまりよくなかったようです。
本譜は▲1四歩△8七歩成▲3三銀△同金▲3一銀△3二玉▲3三歩成△同玉で、ソフトの評価値+177で互角。

この手順は、▲1四歩に手抜いて△8七歩成が意外とうるさくく以下▲3三銀から▲3一銀と進めたのですが、△3三玉とした形は後手玉は広くて2五に金がいるので耐久性がありそうです。
△8七歩成に▲同金もありますが、△7五桂や△5九銀などがあり、たくさん駒を渡すと先手玉に詰みが生じそうです。
▲1四歩では▲4二馬がありました。
▲4二馬△同飛▲3三銀△同桂▲3一銀で、ソフトの評価値+802で先手優勢。

この手順は、▲4二馬としてから▲3三銀△同桂に▲3一銀として、後手玉を下段に落とす攻め方です。
▲3一銀以下△同玉▲3三歩成で、ソフトの評価値+666で先手有利。
この手順は、3段目にと金ができてしかも飛車取りで部分的な形は先手必勝みたいですが、後手玉はまだ詰まなくて意外にもそこまでは差が開いていないようです。
▲3三歩成以下△7六桂▲3四桂△6八銀で、ソフトの評価値-99966で後手勝勢。
この手順は、△7六桂に▲3四桂として後手玉に必至をかけたのですが、△6八銀とすれば長手数ですが先手玉に詰みが生じているようです。
これは別の機会に書こうと思います。
よって▲3四桂では▲4二ととするか受けに回るかみたいですが、まだ大変そうです。
意外と難しい終盤戦が参考になった1局でした。