上図は、先後逆で角換り腰掛銀からの進展で▲3五歩とした局面。ソフトの評価値-22で互角。
▲4五歩△同歩▲3五歩と進んだ展開ですが、4筋を突き捨ててから▲3五歩はよくある手です。
対局中は、受けに回り過ぎるのは大変かと思い△6五歩としたのですが、この手はまずかったようです。
△6五歩には▲4五銀で、ソフトの評価値+321で先手有利。

△6五歩の攻め合いより、▲4五銀と出ると次に▲3四歩の取り込みが大きいです。
▲4五銀に△同銀なら、▲同桂△4四銀▲6三銀△6一金▲6四角△6二銀▲5四銀不成△5二金▲4三歩△4一玉▲2二歩で、ソフトの評価値+1172で先手優勢。
この手順は、▲6三銀から▲6四角がいい手で、以下▲5四銀不成から▲4三歩が厳しいです。
▲4五銀に△5五角なら、▲4六角△同角▲同飛△5五角▲4七飛△3七角成▲同飛△4五銀▲6三角△同金▲7二角△8二飛▲6三角成△5五角▲4七飛で、ソフトの評価値+340で先手有利。
この手順は、△5五角とやや捻った受け方で角と銀桂の交換の展開ですが、▲6三角から▲7二角も厳しく先手がやや指せそうです。
△6五歩では△4四銀がありました。ソフトの評価値-152で互角。

△4四銀は4五の地点を銀2枚で守る手です。
△4四銀に▲4五銀なら、△同銀右▲同桂△5四銀▲4六歩△3七角で、ソフトの評価値-256で互角。
この手順は、▲4五銀は少し無理気味な手ですが、▲4五同桂に△同銀と取らずに△5四銀と受けるのが興味深いです。
△4五同銀なら桂得ですが、4四の地点に空間があき、▲6三銀や▲2二歩など暴れられるのが気になります。
△4四銀に▲3四歩なら、△3六歩▲2五桂△3七歩成で、ソフトの評価値-187で互角。
この手順の△3六歩に▲同飛なら、△4九角▲6八金右△2七角成があります。
受けに回っていれば、まだこれからの将棋だったようです。
△4四銀と手厚く受けるのが参考になった1局でした。