実戦的な並べ詰み

上図は、後手雁木からの終盤戦で▲3四桂と打った手に△6八銀と打った変化手順で、ソフトの評価値-99966で後手勝勢。

▲3四桂で後手玉は必至ですが、△6八銀と打ってどのように詰ますかという局面です。https://shogiamateur.com/?p=20020&preview=true

△6八銀に▲8九玉は△8八銀から△7九角の筋がありますので、△6八銀には取る一手です。

△6八銀▲同金△8八角▲6九玉△6八桂成▲同玉△7七角成で、ソフトの評価値-99980で後手勝勢。

△6八銀に▲同金なら△8八角から△7七角成は一本道です。

△7七角成に▲同玉なら、△5九角▲6八銀△8五桂以下詰みです。

この手順は、△5九角と下から打つのが急所で△6五桂とすると▲6八玉で詰みません。

よって、△7七角成には▲5八玉と逃げます。

△7七角成▲5八玉△6九銀▲4九玉△5九馬▲3九玉△2七桂で、ソフトの評価値-99987で後手勝勢。

この手順は、△6九銀から△5九馬と迫る手で、共に▲同玉なら頭金までなので、▲3九玉と逃げますが△2七桂がいい手です。

△2七桂に▲同金なら、△4八角▲2九玉△3九金▲2八玉△3七銀▲同金△同角成▲3九玉△4八銀打▲同飛△同馬引▲2九玉△2八金まで。

この手順の△4八角に▲同飛なら、△同馬▲同玉△5八飛▲3七玉△2八銀▲同玉△3六金まで。

他に変化手順もありますが並べ詰みです。

王手で追っていけば気が付いたら詰んでいたというのはありますが、▲3四桂と打った時に△6八銀で詰みというのは、読みも大事ですが感覚も大きいようです。

特に持ち駒に桂馬が1枚でもあるとだいぶ手が広がります。

実戦的な並べ詰みが参考になった1局でした。