飛車の抑え込みに角を打って反撃


上図は、角換わり振り飛車からの進展で▲7七銀と上がった局面。ソフトの評価値+273で互角。

この局面は、先手が2筋の歩を交換したら後手が△2二銀に▲7七銀と進みました。

実戦は△2三銀▲2八飛△2五歩で、ソフトの評価値+299で互角と進みましたが、△2三銀では△2五歩と打たれるのを気にしていました。

△2五歩は先手の飛車を2八に引かせない意味で、先手の飛車が狭く取られやすい形ですが、ここで先手に手があるかが気になります。

△2五歩には▲6五角で、ソフトの評価値+473で先手有利。

後手は△2五歩と打って、次に△2三銀や△2七角や△2八角がありますが、▲6五角が切り返しの一手のようです。

▲6五角に△7二銀なら、▲3二角成△同飛▲4三金△6二飛▲2三歩△1五角▲2二歩成△2四角▲2三とで、ソフトの評価値+1966で先手優勢。

この手順は、△7二銀として▲8三角成を受けた手ですが、▲3二角成から▲4三金と張り付く手がありました。

以下△6二飛に▲2三歩が確実な攻めで△1五角にも飛車を捨てて銀を取ってと金を作るのが大きいです。

▲6五角に△4一玉なら、▲2二飛成△同金▲4三銀で、ソフトの評価値+549で先手有利。

この手順は、△4一玉に▲8三角成が6一の金取りで自然でその後どうするのかと思っていたのですが、▲2二飛成から▲4三銀という手がありました。

角と銀の攻めで後は2筋に歩が使えるくらいですが、決断の一手です。

▲4三銀に△8二飛なら、▲3四銀成△3二角▲同角成△同金▲2四歩で、ソフトの評価値+608で先手有利。

この手順は、▲3四銀成に△3二角と合わせたのですが、角を交換してから▲2四歩の垂れ歩で先手指せそうです。

これらの手順を見ると、やはり△2五歩は少し無理みたいです。

飛車の抑え込みに角を打って反撃が参考になった1局でした。