桂馬を自陣に打って受ける


上図は、後手角交換振り飛車から△6五歩と突いた局面。ソフトの評価値+267で互角。

この局面は、先手の桂得で後手の3三の銀が遊び駒になっているのですが、意外と難しく形勢は互角のようです。

後手の5筋の位の特に5四の金の圧力が大きいと思います。

後手の△6五歩もなかなかの手で、3三の銀は活用する展開にはならないようです。

実戦は△6五歩に対して▲6八飛△6六歩▲同金△6五歩で、ソフトの評価値-154で互角。

この手順は、▲6八飛と6筋を飛車で受けたのですが、△6六歩から平凡に△6五歩とされるとよくなかったようです。

△6五歩に▲6七金は△3九角成がありますので▲6五同桂としたのですが、△6六角と金を取る手があり以下▲同飛に△6五金で、ソフトの評価値-164で互角。

この展開は、駒損を回復されて後手の陣形が少し手厚いので先手の対応がよくないみたいです。

△6五歩には▲5八桂がありました。ソフトの評価値+316で先手有利。

この手は、駒得していた桂馬を受けに使う手です。

▲5八桂に△6六歩なら▲同桂が手順に金取りになります。

▲5八桂△6六歩▲同桂△6四金▲同角△同銀▲7四桂△7一玉▲6五歩△同桂▲同桂△同銀▲6四金で、ソフトの評価値+729で先手有利。

この手順は、▲6六同桂から角と金を交換してから▲7四桂と王手の形になると急に後手玉が危なくなります。

▲5八桂に△6四金なら、▲6五桂△同桂▲3五歩△同歩▲6五歩△同金▲6六歩で、ソフトの評価値+286で互角。

この手順は、▲6五桂から桂馬の交換でじっくりした展開になりそうですが、まだ先手が駒得していますのでいい勝負のようです。

桂馬を自陣に打って受けるのが参考になった1局でした。