上図は、角換わりからの進展で▲3五金と打った手に△1六歩と突いて詰めろを受けた局面。ソフトの評価値+50000で先手勝勢。
△1六歩は▲2四金打△同歩▲同金の詰めろを防いだ手ですが、この局面が先手勝勢だったのは気がつきませんでした。
寄せがあってもおかしくないとは思っていましたが、まだ後手玉に即詰みはありません。
実戦は△1六歩に▲2六歩で、ソフトの評価値+1427で先手優勢。
▲2六歩は候補手の一つでしたが、50000の評価値が1427に下がるのは推奨手ではないようです。
確かに▲2六歩は安全策みたいな手ですが、終盤の手ではない感じです。
▲2六歩では▲2六銀がありました。ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

▲2六銀は▲2五金の詰めろです。
後手は攻めるなら△9六飛は▲8八玉で、また△7八飛なら▲8九玉で残っているようです。
よって、後手は受けるなら△2六同銀です。
△2六同銀▲同桂△同馬▲2五銀で、ソフトの評価値+99987で先手勝勢。

この手順は、△2六同銀に▲同桂で桂馬がなくなると1九の香車が働きます。
▲2五銀に△1五玉なら、▲1六銀△同馬▲2五金打まで。
▲2五銀に△1三玉なら、▲3四金△2二玉▲2三金△同玉▲2四歩△2二玉▲2三金△3一玉▲3二金まで。
この手順は、▲2三金と捨てて▲2四歩から並べ詰みですが、少し見えにくい手かもしれません。
よって▲2五銀には△同馬ですが、▲同金△同玉▲2六歩△同玉▲3七金△2五玉▲2六歩△3四玉▲2五角まで。
この手順は、後手の馬が消えれば後手玉の詰み筋が見えてきますが、最後は▲2五角と打って詰ます形なので少し考えにくいです。
終盤でたっぷり時間があるような将棋を指したことがなく、終盤はいつも時間がないので結局は直感になりそうですが、終盤の感覚としては▲2六銀と踏み込んで指すようです。
踏み込んだ手で寄せるのが参考になった1局でした。