少し捻った手順で受ける


上図、横歩取り青野流からの進展で△2六歩と打った局面。ソフトの評価値-455で後手有利。

この局面は、8五の地点で飛車交換してから△2六歩と打った局面です。https://shogiamateur.com/?p=21028&preview=true

対局中は、飛車交換して△2六歩と打たれる手は予想していたのですが、本譜の進行はよくなかったです。

△2六歩▲同歩△2九飛▲3九飛△2六飛成で、ソフトの評価値-406で後手有利。

この手順は、△2九飛に▲3九飛と自陣飛車で受ける形で、以下△2六飛成と進んだのですがこの局面は先手が悪いようです。

この局面は駒の損得はありませんが、後手の龍と先手の自陣飛車の駒の働きの差が大きく後手の方がいいです。

先手は▲8二角から桂馬と香車を拾う展開ですが、後手は先手の3七の桂馬の頭を狙う指し方で先手がつらいです。

先手は桂馬や香車を拾っても後手玉にあまり響きません。

このあたりは大局観が悪かったようです。

▲2六同歩では▲3三角成がありました。

▲3三角成△同桂▲8四飛△2七歩成▲同金△2九飛▲3八角で、ソフトの評価値-300で後手有利。

この手順は、△2六歩を取らずに角交換から▲8四飛と打つ手です。

▲3三角成に△同銀もありますが、▲4五桂と跳ねると銀取りになりますので、それを防いで△3三同桂です。

▲8四飛と打って▲8一飛成と▲2四飛をみていますが、△2七歩成から△2九飛も厳しいです。

それに対して▲3八角が受けるとすればこれしかなさそうです。

▲3八角△1九飛成▲2四飛△6九角▲6八玉△7八角成▲同銀△9九龍▲8九金△9七龍で、ソフトの評価値-302で後手有利。

この手順は、▲3八角と飛車取りと先手で受けてから▲2四飛と金を取る手です。

以下△6九角から△7八角成とされて先手も怖い形ですが、▲7八同銀でまだ意外としっかりしており△9九龍に▲8九金とはじいてどうかという展開です。

この手順はやや後手が一直線に攻めた展開ですが、それが少し無理っぽいならどこかで△2六歩と打って先手の形をみだすような手もありそうです。

やはり変化手順の方が▲3九飛の自陣飛車を打つよりはるかに手が広かったです。

少し捻った手順で受けるのが参考になった1局でした。