寄せは守りの金を狙う

上図は、後手ゴキゲン中飛車からの進展で△3七桂成と4五の桂馬が成った局面。ソフトの評価値+1497で先手優勢。

この局面は、駒の損得はありませんが4四のと金が後手玉に近いので先手が指せるようです。

先手も持ち駒に桂馬があった方がいいと思って▲3七同桂としました。

本譜は▲3七同桂△同龍▲2三飛成と進みましたがそこで△8二玉がありました。ソフトの評価値+906で先手優勢。

この手順は、先手は桂馬を持ち駒にして▲2三飛成と活用できてだいぶいいと思っていましたが、そこで△8二玉と早逃げされるとまだ大変だったようです。

△8二玉は▲6三龍△同玉▲5四角を防いだ手ですが、後手玉の寄せが見えずもう少し長期戦になりそうです。

▲3七同桂では▲4七歩がありました。

▲4七歩△2八成桂▲3四角で、ソフトの評価値+1183で先手優勢。

この展開は先手の持ち駒に桂馬は入りませんが、後手の成桂が先手玉と反対側にいってここで先手の手番になったのが大きいです。

△2八成桂には後手の守りの金を狙う▲3四角がありました。

▲3四角と打つと後手が△8二玉とはできませんし、次に▲6一角成と金を取る形になれば後手玉は寄り筋です。

▲3四角に△5二歩なら、▲5三歩△同歩▲6一角成△同玉▲4一飛△5一飛▲同飛成△同玉▲5三と△5二歩▲4三金で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順は、▲6一角成を受ける△5二歩ですが、▲5三歩で受けになっておらず、△同歩に▲6一角成で寄り筋です。。

▲3四角に△4三歩なら、▲4一飛△2七角▲5三と△5一歩▲4三角成で、ソフトの評価値+2328で先手勝勢。

この手順は、△4三歩と打って▲同角成なら△5二銀と大駒は近づけて受けよの手ですが、▲4一飛と打ち込めば△4四歩には▲6一角成以下詰みなので先手優勢です。

寄せは守りの金を狙うのが参考になった1局でした。