早めに▲6七角と打って手を作る

上図は、後手角交換振り飛車からの進展で△4三銀と4二の銀が上がった局面。ソフトの評価値+329で先手有利。

対局中は、一応美濃囲いに組んで満足はしていたのですが、将来後手が△3三桂と跳ねた時に▲6七角や▲7八角と打って▲3五歩△同歩▲3四歩を狙うのがいいと思い、その場合は矢倉に組んだ方がいいと思い美濃囲いを崩しました。

実戦は、▲7七銀△7四歩▲7八金△6四歩▲6八金右で、ソフトの評価値+333で互角。

この手順は、美濃囲いから平矢倉にする手で評価値を見る限りではそんなに悪い手ではなさそうです。

対振り飛車には美濃囲いの方が平矢倉より固いイメージがあると思いますが、平矢倉は将来穴熊に組み替えることも可能ですので、そんなに影響がないのかもしれません。

ただし、ソフトは▲7七銀では▲6七角を推奨していました。

▲6七角△6四歩▲3五歩△4五歩で、ソフトの評価値+471で先手有利。

この手順は、△3三桂と跳ねる前に▲6七角と打つ手でこのタイミングで打つのは初めて見ました。

次に狙いは▲3五歩△同歩▲2三角成ですが、後手は△6四歩として先手の角を狙いにいきます。

▲3五歩に△4五歩として後手は局面を複雑にするねらいです。

△4五歩に▲同歩なら△6五歩で、▲同歩なら△5五角のような狙いです。

△4五歩には▲同角で△4四角に▲3四歩△6五歩▲7七銀△6六歩▲7八金で、ソフトの評価値+506で先手有利。。

この手順はお互いに角を自陣に打つ展開ですが、先手がやや指せているようです。

最初の局面で▲6七角△4五歩▲3五歩△4四銀▲3四歩△5五角▲4八飛で、ソフトの評価値+160で互角。

この手順は、▲6七角に先に△4五歩として局面を複雑にする感じで、▲6七角にはどこかで△4五歩が筋のようです。

以下狙いの▲3五歩に△4四銀から△5五角とする手に▲4八飛と回っていい勝負のようです。

この展開は先手は2筋から攻めることはできませんが、後手の手にのって指している感じです。

お互いに角が狭いですが、簡単には死なない形のようです。

早めに▲6七角と打って手を作るのが参考になった1局でした。