上図は、居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で△6五歩と突いた局面。ソフトの評価値+305で先手有利。
ここで実戦は▲6五同銀と取りました。https://shogiamateur.com/?p=29136&preview=true
今回は▲6五同銀以外の手の変化で、▲5七銀と▲7七銀があり対局中は指しにくいかと思っていましたが、調べてみるとそうでもなかったです。
▲5七銀△3五歩▲7七角△5五歩▲4五桂で、ソフトの評価値+249で互角。

この手順は▲5七銀と引くと3七の桂馬の頭が狙われやすく△3五歩とします。
その手に▲5七銀と引いた効果で▲7七角が銀取りになり、△5五歩と受けた時に▲4五桂と跳ねる手があります。
▲4五桂に△同銀なら▲5五角で、ソフトの評価値+877で先手優勢。
この手順は、先手の角が捌けますので先手が指せそうです。
▲4五桂△3六歩▲4六銀△3七歩成▲3三歩で、ソフトの評価値+743で先手有利。
この手順は、△3六歩から△3七歩成として後手の飛車を活用する手ですが、▲3三歩と後手の飛車を遮断するする手があり、△3三同桂に▲3七飛すれば先手が指せそうです。
また別の手で△6五歩に▲7七銀もありそうです。
▲7七銀△7三角▲4六歩で、ソフトの評価値+121で互角。

この手順は、▲7七銀と引いて4枚穴熊になるので玉はかなり固くなりますが、銀が中央から右にいないので薄く3筋とか4筋が手薄なのが気になります。
後手はそれを狙って△7三角としますが、そこで▲4六歩と合わせる手があるのを初めてみました。
後手から△4六歩と伸ばしたいところをあえて▲4六歩とする手ですが、普通は△4六同歩です。
▲4六歩以下△同歩▲4八飛△5五歩▲4六角△4五歩▲同桂△4二飛で、ソフトの評価値+158で互角。
この手順は、△4六同歩に▲4八飛から▲4六角とする狙いですが、後手も角交換を避けて△5五歩として、以下△4五歩に▲同桂とする手です。
▲4五同桂に△同銀なら▲5五角で桂損でも捌けそうなので、△4二飛とする展開です。
指しこなすのが難しそうであまり指す気はしませんが、先手は飛車と角と桂馬の3枚の攻めで、やや細い攻めなので切れないようにしないといけません。
この指し方は、うまく攻めを繋げたら4枚穴熊が活きますが、攻めが切れたら後手有利になるので力がいる指し方だと思います。
ただし▲4六歩から▲4八飛の指し方は役に立ちそうです。
穴熊で△6五歩に銀を引いて手を作るのが参考になった1局でした。