細い攻めを続ける

上図は、居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で▲6四歩と突いた手に△5三金と逃げた変化手順で、ソフトの評価値+463で先手有利。

実戦は▲6四歩と突いた手に△7三金寄と逃げて▲7七桂と進んだのですが、△5三金と逃げられたときにどのように攻めたらいいか少し迷っていました。

△7三金寄に▲7七桂と跳ねた形は、攻め駒が増えて次に▲8五桂と▲6三銀を含みに攻めれば後手がが受けにくい形ですが、△5三金と逃げた形は意外と面倒かと思っていました。

△5三金以下▲6三銀△7一金▲3六桂で、ソフトの評価値+552で先手有利。

この手順は、6四に攻めの拠点の歩があるので▲6三銀と打ちたいです。

△7一金と引いて受けた時に▲3六桂が味がいい手です。

▲3六桂に△3三銀は▲4五桂がありますので、△3五銀とします。

▲3六桂△3五銀▲4五桂△4三金▲4四歩△同銀▲同桂△同金▲3三歩で、ソフトの評価値+1204で先手優勢。

この手順は、2枚の桂馬が捌けた理想的な展開で銀と桂の交換から▲3三歩と打てて先手が指せそうです。

▲3六桂△3五馬▲4四桂△同馬▲4五桂△同馬▲6二銀打△同金▲同銀不成△同飛▲6三金で、ソフトの評価値+727で先手優勢。

この手順は、後手は馬を自陣に引いて頑張る手で先手も油断できませんが、銀を取ってから▲6二銀打として清算して▲6三金と打てば先手が指せそうです。

最初の局面で▲6三銀に△4七角なら▲6七飛で、ソフトの評価値+380で先手有利。

この手順は、後手は△4七角として先手の飛車を目標に指してきましたが、▲6七飛と飛車と角の交換を目指す手です。

▲6七飛以下△同馬▲同金△6四金▲7二銀成△同銀▲6五歩で、ソフトの評価値+608で先手有利。

この手順は、後手は飛車と角の交換から△6四金として先手の攻めを催促する手ですが、▲7二銀成から▲6五歩として△同金なら▲4三角から▲5四角成の筋をみて先手が指せそうです。

どの手順も決して攻め駒が多くないので慎重に攻めないといけないですが、穴熊を活かした展開のようです。

細い攻めを続けるのが参考になった1局でした。