飛車を責める展開にする

上図は、令和元年以前の対局から、先後逆で角換り腰掛銀からの進展で、先手が香車を捨ててから▲2五歩と継ぎ歩にした局面。ソフトの評価値-685で後手有利。

対局中は、後手が香得しているのでいいとは思っていましたが、具体的にどのように指したらいいかさっぱり分かりませんでした。

本譜は以下、△1八角▲2六飛△8六歩▲同銀△1七香成▲2四歩で、ソフトの評価値-59で互角。

この手順は、後手が香得から△1七香成としましたが、先手は飛車が活用できて▲2四歩と取り込む手も大きく互角です。

△1八角では△1八香成がありました。

△1八香成に▲2六飛なら△1七角で、ソフトの評価値-691で後手有利。

△1八香成は少しは見えていたのですが、▲2六飛と上がられると成香が少し重たいと思ってやめましたが、△1七角がありました。

△1七角以下、▲1六飛△1一香▲1七飛△同成香▲2四歩△2八飛で、ソフトの評価値-823で後手優勢。

この手順は、飛車と角の交換で先手も▲2四歩と取り込みますが、△2八飛と攻防に打って▲2五桂を消す展開です。

実戦的にはまだ大変ですが、後手優勢です。

△1八香成に▲2七飛なら△6九角で、ソフトの評価値-1106で後手優勢。

先手の飛車の逃げ方が違うと、後手の指し方が違うのが面白いところで、▲2七飛には△6九角が厳しいです。

次の狙いは△3六角成ですが、▲2六飛なら△7八角成▲同玉△1五金▲2七飛△2六香▲同飛△同金▲2四歩△2八飛で、ソフトの評価値-1552で後手優勢。

この手順は、△7八角成~△1五金が手厚くて、以下飛車を取って後手優勢です。

どちらの手順も、先手の飛車を責める展開にするのが大事みたいです。

飛車を責める展開にするのが参考になった1局でした。