乱戦にするなら歩を打つ前に考える

上図は、先後逆で相掛かりからの進展で▲2四同飛とした局面。ソフトの評価値+55で互角。

相掛かりで飛車先の歩の交換をするのはよくある形ですが、片方の飛車の利きが通っていて角交換になる形は技がかかりやすくなります。

正確に対応すれば互角のケースが多いのですが、ちょっとした形の違いで受けが利かなくなったりとか受け損なうと大きく形勢が悪くなります。

そのためそのような条件でないときに飛車先の歩を交換するのが無難ですが、将棋は無難な手ばかりを選択すると意外と手が伸びないこともあるのでそのあたりが難しいところです。

実戦は△2三歩▲2五飛で、ソフトの評価値+61で互角。

この手順はソフトの候補手にある普通の手ですが、形勢も互角でまだこれからの戦いになります。

ここではあまり見慣れない面白い指し方が2通りあったようです。

1つは、△2三歩では△8八角成▲同銀△2三歩▲2五飛△3三桂▲6六角△2五桂▲8四角△5五角で、ソフトの評価値-60で互角。

この手順は角交換をしてから△2三歩と打つ形で、手の流れからすると少し浮かびにくいです。

角交換をするとする側が1手損になるので普通はためらうことが多いです。

銀で攻められたときに受けやすくするために角交換をするというのはよくあるのですが、そうでないケースだと普通は1手損が大きくなります。

本局の変化手順は角交換をして△2三歩と打ちますが、先手は飛車の逃げ方が少し悩みます。

▲2八飛には△5五角、▲2六飛には△4四角が少し気になります。

後手が角交換をすると▲8八銀型になるのでこのような筋が生じます。

▲2七飛は直接的に角で狙われることはありませんが、一時的に位置が少し悪いので違和感があります。

よって▲2五飛としましたが、そこで△3三桂と跳ねます。

△3三桂に先手はまた飛車の逃げ場所が迷うので、▲6六角と先着します。

▲6六角は飛車取りですが、後手からの△4四角や△5五角のラインを消す意味もあります。

▲6六角以下は飛車を取り合う展開ですが、▲8四角に△5五角がよくある筋です。

横歩取りなどで、先手が▲3八銀型の場合に斜めのラインを狙う△5五角のようなイメージです

△5五角は直接的な狙いは△1九角成ですが、先手からの▲8二歩△9三桂▲8一歩成△同銀に▲7三角成を防ぐ意味もありそうです。

△5五角以下▲7七桂△1九角成▲6五桂△7二銀▲5三桂不成△7一金で、ソフトの評価値-142で互角。

この手順は、△1九角成を受けるのは難しいので▲7七桂からの桂馬の活用でいい勝負のようで、5三の地点を受けないというのが参考になります。

もう1つは、△2三歩では△8八角成▲同銀△3三角▲2一飛成△8八角成▲7五角で、ソフトの評価値+41で互角。

この手順は角交換から△3三角と打ちこむ手で、以下飛車と角が成り込みます。

△8八角成に△9三歩型の場合には▲9五角のような手があるのですが、その筋はありません。

△8八角成には▲7五角が急所のようです。

▲7五角に△8五飛なら▲8六歩△8九馬▲8五歩△7八馬▲5三角成で、ソフトの評価値+523で先手有利。

この手順の△8九馬で△7五飛なら▲8八金△7六飛▲7七金で、ソフトの評価値+483で先手有利。

これらの手順は後手の指し手が止まると先手有利のようです。

▲7五角に△8二飛なら▲8三歩△同飛▲8四歩△同飛▲同角△7八馬▲2四桂△4一金▲3二桂成△同銀▲1一龍で、ソフトの評価値+492で先手有利。

この手順の▲2四桂に△4一金の受けはよくでる手ですが、先手が少し指せているようです。

▲7五角に△2二馬なら▲3二龍△6九銀▲同玉△8九飛成▲7九金打△7八龍▲同金△3二馬で、ソフトの評価値+16で互角。

この手順の▲7五角に△2二馬がソフトの推奨手で、これで互角のようです。

これらの手順を見ると角交換から△3三角は有力だったようです。

乱戦にするなら歩を打つ前に考えるのが参考になった1局でした。

飛車先の歩を突いたときに技をかける

上図は、先後逆で相掛かりからの進展で▲2四歩と突いた局面。ソフトの評価値-41で互角。

自分は基本的に相掛かりは目指すつもりはないのですが、先手が▲2六歩と突いたときにうっかり△8四歩と突いてしまいました。

後手番の2手目は△3四歩と突くのがほとんどなのですが、ふらっと指したため△8四歩と突きました。

相掛かりは戦型の幅が広く、実戦不足だとどこに狙いを定めたらいいかが分かりにくくなかなか指せません。

ただし、相掛かりから横歩取りにように進むケースもあり、自分が指すならこのような意識で空中戦にもっていきたいと思っていました。

実戦は▲2四歩と突いてきたのですが、ここからの後手の指し方は少し大人しすぎたようです。

実戦は▲2四歩以下△同歩▲同飛△2三歩▲2五飛で、ソフトの評価値+62で互角。

この手順は先手は2筋の歩を交換して△2三歩と打つ手ですが、▲2五飛と5段目に引いてきました。

部分的には全く普通の進行ですが、このような何気ないところでも後手は動く手があったようです。

△2四同歩では△8八角成がありました。

△8八角成▲同銀△5五角▲8五歩△同飛▲2五飛で、ソフトの評価値-130で互角。

この手順は角交換をしてから△5五角と打つ手で、部分的には△2八角成と△8八角成の両方を受けるのは難しいようにも見えます。

先手が▲3六歩と突いているので△5五角が生じたのですが、先手にもうまい受けがあって▲8五歩~▲2五飛とする受け方です。

相掛かりでは飛車先の歩を交換したときに技がかかりやすくなるのですが、その切り返しの受け方もあるようで手が広いです。

▲2五飛に後手は大人し指しても5五の角の働きが悪くなりますので、後手は踏み込みます。

▲2五飛以下△8八角成▲8五飛△7八馬▲2三歩成△同金で、ソフトの評価値-107で互角。

この手順は後手は△8八角成から踏み込む手で、飛車と金銀の交換の2枚替えになります。

普通は2枚を持っている方が駒得になるので有利になりやすいのですが、この局面においては互角のようです。

後手は△2三同金とやや形が崩れたのと、これ以上先手の駒が簡単に取れないので後手も指し方が難しいです。

単純に2枚替えになったからこれで指そうという発想もありなのですが、ここからの展開を調べてみます。

△2三同金に▲8二歩なら△9三桂▲8四飛△8三歩▲9四飛△8四金で、ソフトの評価値-1144で後手優勢。

この手順はうまくいきすぎですが、▲8二歩には△9三桂が飛車取りになります。

先手は8筋から飛車が逃げると将来△8九馬と桂馬を取られますので▲8四飛としましたが、△8三歩から飛車を取る形で後手優勢のようです。

△2三同金に▲8三歩なら△8四歩▲4五飛△5四銀▲2五飛△2四歩▲2七飛△8三銀で、ソフトの評価値-578で後手有利。

この手順の▲8三歩に△9三桂は▲4五飛成で、▲8二歩成と▲4三飛成が残ります。

よって▲8三歩には△8四歩と打って▲同飛なら△7四金で飛車を取る狙いがあります。

▲4五飛には△5四銀~△2四歩~△8三銀で後手が指せているようです。

△2三同金に▲8二飛成なら△8三銀打▲4八玉△9二金で、ソフトの評価値-171で互角。

ソフトは▲8二飛成を推奨していました。

この手順は▲8二飛成の空成りには△8三銀打が見えづらいです。

後手は△9二金と打って龍を取れる形にすれば△6八飛から詰みというイメージです。

先手も玉を早逃げするのと、後手は飛車を取れる形でも金駒を自陣に2枚打つことで攻めの戦力が少なくなったので互角のようです。

これらの手順を見ると角交換から後手が動くのはあったようです。

飛車先の歩を突いたときに技をかけるのが参考になった1局でした。

筋違い角の対抗策

上図は、先後逆で先手角交換振り飛車からの進展で▲6九角と引いた局面。ソフトの評価値-249で互角。

7八の角が▲6九角と引いた形です。

先手は1手損ながらも筋違い角からの振り飛車にしてきました。

筋違い角はたまに見られる手ですがほとんど指されないような戦型で、筋違い角から居飛車で指すか振り飛車で指すかの両方の選択になります。

そのため筋違い角を選択する側は、作戦の幅が広く研究しやすいのかもしれません。

一方の筋違い角を受ける側もいくつかの対抗策があります。

昔からよくあるのは先手が筋違い角に対して、後手は△5五歩~△5四銀で5筋の位を取る指し方です。

この形になれば後手も手厚いのですが、手数がかかるので一長一短です。

また別の指し方で△5四銀~△4五歩と4筋の位を取る指し方もあります。

後手は△5四銀と腰掛銀にして4五の歩にひもをつける形です。

また別の指し方では、後手は金駒を4筋から5筋に繰り出して相手の駒組みを抑える指し方です。

先手は1歩得ですが筋違い角が使いづらいのに対して、後手は手得を主張する指し方です。

先手は角の移動が多く、金駒の移動が少なくなりがちなので手損になりやすいです。

また少ないのですが全く別の指し方では、後手は振り飛車にするというの見たことがあります。

3四の地点の歩を取られるので、その歩は捌きに使ったという解釈で振り飛車にするというケースです。

自分は金駒を繰り出す作戦にしました。

実戦は△6五歩▲3六角△3五銀▲5四角△同歩▲5五歩△同歩▲同飛△4四銀▲5九飛△5三歩で、ソフトの評価値-156で互角。

この手順の△6五歩ですが、後手はこれ以上玉を整備するのが難しいので動いていきました。

以下先手は▲3六角と動いてきましたが、この手は見えていませんでした。

先手の▲6九角は▲3六角から動く狙いだったのですが、△3五銀で角取りになるので最初はありがたいと思っていました。

以下角と銀の交換から5筋から先手が動いて、以下△5三歩と抑えてどうかという形です。

対局中は、後手が△5三歩と打って傷を消した形はだいぶ後手がよくなったと思っていたのですが、意外とそうでもなく互角だったようです。

△5三歩には▲6四銀と打つ手があったようで以下△6二金▲6五歩で、ソフトの評価値-204で互角。

後手はどこかで△8六歩~△6五桂で桂馬を跳ねて歩切れを解消して飛車を活用する展開を目指すと思いますが、先手陣は低い形でしっかりしているのに対して後手玉は薄いのでいい勝負のようです。

なお最初の局面図で△6五歩はソフトの候補手に上がっていませんでした。

△6五歩では△1四歩がありました。

△1四歩▲1六歩△3三桂で、ソフトの評価値-167で互角。

この手順は1筋の歩を突き合ってから△3三桂と跳ねる手です。

この後手の指し方は自分にとってかなり難易度が高いです。

まず1筋の歩を突くと、将来先手の持ち駒に歩が2枚あると▲1五歩△同歩▲1三歩△同香▲1四歩のような手が生じます。

さらに後手は△3三桂と跳ねることで1筋は弱体化しています。

後手としては1筋は、焦土作戦でも仕方ないということかもしれません。

先手が1筋から動くというのは少しリスクが高いので動きづらいというのはあります。

後手の△3三桂は、受けというよりむしろ将来攻めに使いたい桂馬のようです。

後手はバランス型の駒組みなので、盤面全体を使って駒を活用したいようです。

△3三桂以下▲5八角△3一玉▲4七銀△6五歩で、ソフトの評価値-223で互角。

この手順の▲5八角に△3一玉も自分は指しにくい手かと思ったのですが、▲4七銀に△6五歩と動くようです。

後手玉の配置がどれがベストの状態で仕掛けるのかが分かりにくい形ですが、△4二玉型か△3一玉型のようです。

筋違い角の対抗策が参考になった1局でした。

玉頭戦は厚みがなくなるとだめ

上図は、先後逆で先手5筋位取り中飛車に後手超速△7三銀型の展開で▲1七同香でと金を取った局面。ソフトの評価値+465で先手有利。

この局面の駒割りは後手の角得ですが、玉頭の厚みが先手の方がいいので先手が指しやすいです。

玉頭戦は駒の損得より厚みが重要で、厚みで盤上を制圧されるとだいたい駒得になっても勝てません。

厚みの駒が攻めにも受けにも利くことができて、働きが相当いいです。

後手は4一の金と4二の銀が壁の形で受けに利いていません。

また6二の馬も働きがいまひとつで後手としてはいいところがありません。

実戦は▲1三同香に△同香不成▲2九玉と進みましたが、局後の検討で△1三同香不成で△1三同香成ならどうなるかが気になりました。

△1三同香成は王手ではありませんが、▲1七同金なら先手玉が少し薄くなるのと▲1七同飛成なら龍が自陣の戻ることで後手は少しほっとするところがあります。

▲1七同香以下△同香成▲1四桂で、ソフトの評価値+1017で先手優勢。

この手順は△1七同香成には▲1四桂と詰めろをかける手です。

先手玉は2八の金が取られる形ですが▲同玉で先手玉は詰みません。

△2八成香は味消しみたいなところがありますので、後手は詰めろ逃れの手を指します。

▲1四桂に△3一金なら▲2二桂成△同金▲2三銀成△同玉▲2四香△同玉▲2二飛成で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順の△3一金には▲2二桂成~▲2三銀成~▲2四香がありました。

このような形は後手がぼろぼろと駒を取られて負けパターンです。

この手順の▲2三銀成に△4一玉と逃げても、▲2二飛成△1六桂▲3二銀成△5一玉▲4二成銀△6一玉▲5二成銀△7二玉▲6二成銀△8三玉▲7二角以下手数はかかりますが詰みです。

後手が2八の金を取らずに△1六桂と打つのが詰めろで、味消しの手を指さないとこのような筋がありますがこの場合は後手玉が詰んでしまうようです。

▲1四桂に△3一銀なら▲2二桂成△同銀▲2三銀成△同玉▲2四香で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順の△3一銀の受けにも▲2二桂成~▲2三銀成~▲2四香の筋がありました。

玉頭戦は玉を上部にひっぱり出して、先手は守り駒が攻め駒として機能することがよくあります。。

▲2四香に△3二玉は▲2二飛成で詰みなので△同玉とします。

▲2四香以下△同玉▲2二飛成△2三香▲1三銀△1四玉▲1五歩△同玉▲2六銀△1四玉▲1七金で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順の▲2二飛成に△2三歩なら▲1五銀△同玉▲1三龍△1四歩▲2六銀△1六玉▲1七金まで詰みです。

△2三香ならこの手順の▲2六銀に△同香と取れるので少しでも粘ろうとする手です。

ただし、後手玉に詰みがない状態でも▲1七金と香車を取れば先手勝勢です。

この将棋は後手に厚みがなくなり全くいいところはなかったのですが、△2八成香を決めずに将来△1六桂と打って詰めろにする手や、△2三香などの粘りの手は印象に残りました。

このような手は本局はだめですが、全く別の局面であれば生きることもあるので活用したいです。

玉頭戦は厚みがなくなるとだめなのが参考になった1局でした。

味消しの手を指さずに受けに回る

上図は、先後逆で先手5筋位取り中飛車に後手超速△7三銀型の展開で▲1三歩と打った局面。ソフトの評価値-1210で後手優勢。

後手が1筋から攻めたのでその反動で▲1三歩と叩いてきました。

その筋の歩が切れると逆用するケースはあり、特に先手の持ち駒に飛車があるので後手も慎重にならざるを得ません。

実戦は▲1三歩に△2八桂成と銀を取ったのですが、やや味消しでした。

味消しというのは、比較的いつでも取りやすい2八の銀を取るのはこのタイミングでは少し早いということです。

金駒の銀を取るのはそれなりに大きいのですが、今取るのでなくもう少し後からでもよかったようで、逆に桂馬を相手の持ち駒に渡すことになるので局面が少し複雑になります。

相手の持ち駒が歩だけだとこちらも考えやすいのですが、それに桂馬が加わると考える要素が増えてきます。

特にこの局面は▲1三歩と叩いた形で次に▲1二歩成と香車を取られるのは痛いので、部分的な形としては△1三同香と取るのが自然でした。

△2八桂成では△1三同香がありました。

△1三同香▲3三銀成△同銀▲2五桂打で、ソフトの評価値-1327で後手優勢。

この手順は先手は▲3三銀成~▲2五桂打の両取りで後手陣を薄くする狙いです。

▲3三銀成では▲1二歩△同香▲1一飛のような手も気になりますが、△2二玉で先手の攻め駒が不足しているので残っているようです。

▲2五桂打とした局面は典型的な玉頭戦で、お互いの玉がある盤面の左側での戦いになります。

玉頭戦は駒の損得より厚みが大事になってきます。

▲2五桂打で駒割りは角香と桂の交換で後手が大きく駒得をしています。

ただし、後手玉に先手が厚みを作る形になると盤面を制圧されることになり簡単に勝てなくなります。

そのため玉頭戦は独特の感覚があるようです。

▲2五桂打の後手も対応も慎重になります。

▲2五桂打以下△2四銀▲1三桂成△同香▲1四歩△同香▲1二飛△2二桂▲1一飛成△3一金で、ソフトの評価値-2259で後手勝勢。

この手順は△2四銀と逃げる手ですが、厚みというと金駒が主役になりやすいので金駒は簡単には渡せません。

先手は▲1三桂成としますが、△同銀だと1一の香車の攻め味がなくなりますので△同香とします。

▲1四歩~▲1二飛の王手は後手にとっても嫌な形で、△2二銀と打つか△2二桂と打つかが迷います。

△2二銀とすれば金駒を埋めるので自玉は少し堅くなりますが、▲1四飛成と香車を取られます。

よって香車を守る△2二桂とします。

2二の桂馬はやや守りが薄いので▲1一飛成と龍を作りましたが、△3一金と寄って次に△2一金から龍を取る狙いです。

この手順は後手の8一飛とか先手の持ち駒で成立している形のようで、ちょっと形が違えば成立しないというのは将棋ではよくあります。

玉の近くに龍を作らせるというのは本来は危険なので指したくないのですが、受けきれると判断すればどこかで踏み込むことになります。

△3一金以下▲4五香△2一金▲同龍△同玉▲4四香△同歩で、ソフトの評価値-2113で後手勝勢。

この手順は先手は▲4五香から食いつく手ですが、△2一金から龍を取って後手玉が安全になったので後手勝勢のようです。

味消しの手を指さずに受けに回るのが参考になった1局でした。

端攻めでなく中央を手厚くする

上図は、先後逆で先手5筋位取り中飛車に後手超速△7三銀型の展開で▲6七金と上がった局面。ソフトの評価値-831で後手優勢。

7八の金が▲6七金とした形です。

▲6七金と上がる前に後手が△1二香打としたので手の流れから△1六歩と突きましたが、以下の指し手はあまりよくなかったようです。

実戦は▲6七金以下△1六歩▲同歩△2四桂に変化手順で▲4五銀打で、ソフトの評価値-647で後手有利。

自分は将棋で勝ちを目指すときは攻めるのを基本にするのですが、特に相手が穴熊のような場合だと直ぐに端攻めをしたくなるようです。

相手の玉が堅いから心に余裕がないのか、やや切り合いの将棋になるようです。

切り合いの将棋になるとどちらかが倒れるような展開になりやすいので、いままで形勢が有利でもすぐに逆転するということはよくあります。

実戦の△1六歩▲同歩に△2四桂の手順はやや危険で▲4五銀打とする手がありました。

▲4五銀打とできるのは5六に銀がいるからできる形で、このような形になると急に玉頭戦のような様相になります。

先手は穴熊の1段玉に対して後手は2段玉なので、攻められたら後手の方があたりが強くなります。

先手からは▲4四銀~▲3四桂や単に▲3四桂のような筋があり、これを後手が振りほどくのも難しそうです。

形勢はまだ後手がいいようですが、5六の銀が働いてきたのは後手にとっては少し損をしたようです。

△1六歩では△5五歩がありました。

△5五歩▲6五銀△7八角▲5七金△6八馬で、ソフトの評価値-848で後手優勢。

この手順は△5五歩と銀取りに歩を打つ手で対局中には最初に見えたのですが、▲6五銀で後手の歩の数が少なくなるのが気になって指せませんでした。

持ち駒の歩が少なくなるのは1筋の端攻めが少ししづらくなるという理由ですが、▲6五銀とされると▲5四桂のような手も生じると思ったからです。

今見ると▲6五銀とされると玉頭戦にはなりにくくなるのと、銀が遊び駒になる可能性も高くなるので△5五歩は自然だったようです。

▲6五銀△7八角▲5七金△6八馬と角と馬で相手に金を狙う手がありました。

△6八馬に▲5八歩なら△4五角成で、ソフトの評価値-937で後手優勢。

この手順は▲5八歩の受けには△4五角成で上部が手厚くなるのと、▲5四桂には△同金がありますので後手優勢です。

△6八馬に▲4八銀なら△4五桂▲5八歩△5七桂成▲同歩△4五角成で、ソフトの評価値-1017で後手優勢。

この手順は▲4八銀とすれば先手の穴熊は堅くなりますが、反面攻めが手薄になるので後手も少しほっとします。

▲4八銀には△4五桂から駒得を図って後手が指せているようです。

△6八馬に▲4八金なら△2四桂▲5八金引△同馬▲同金△6九角成▲5九歩△1六歩で、ソフトの評価値-1135で後手優勢。

この手順は▲4八金なら△2四桂と攻め駒を足す手で、以下後手は馬を切る手で少し勇気がいりますが、1筋から手をつけて後手が指せているようです。

△6八馬に▲5四桂なら△5七馬▲4二桂成△同金▲7二飛△6一金で、ソフトの評価値-1315で後手優勢。

この手順は先手は金を見捨てて攻め合いにでますが、後手は入手した金を△6一金と打ちつけて後手が指せているようです。

これらの手順は後手少しでも手厚く負けにくいような指し方です。

自分は、もたれるような指し方でじわじわと有利を拡大するというような指し方がなかなかできません。

このあたりの感覚を少しでも身につけたいです。

端攻めでなく中央を手厚くするのが参考になった1局でした。

相手の桂馬を捌かせないようにする

上図は、先後逆で先手5筋位取り中飛車に後手超速△7三銀型の展開で▲6五銀と桂馬を取った局面。ソフトの評価値-224で互角。

先手が飛車と銀の交換から動いた形で、さらに▲6五銀と桂馬を取ってきました。

先手は穴熊に対してで後手は舟囲いなので堅さを活かして先手が攻め立ててきました。

居飛車が急戦形で難しいのは相手に攻められたときにどのように対応するかですが、特に食いつかれたような攻め方をされるときはかなり面倒になります。

本局もそんな感じになりました。

実戦は▲6五銀以下△同歩▲同桂で、ソフトの評価値±0で互角。

この手順は後手は銀を取る手で普通ですが、以下▲同桂で先手の桂馬が捌けてきました。

この瞬間の駒割りは飛車と桂馬の交換で後手が大きく駒得をしています。

ただし、先手の穴熊は無傷な形で先手からは▲5三桂成△同金に▲5四歩とか▲4五桂の攻めがうるさいです。

先手からおかわりのような攻めが続きそうなので、なかなか後手の方に手番が回ってきません。

また先手玉を直接攻めるという形になりにくいので、辛抱する時間が長くなりそうです。

居飛車の急戦形を指すのであればこれくらいの攻めは上手に対応する力量が必要ですが、△6五同歩はソフトの推奨手ではありませんでした。

△6五同歩では△5七角成がありました。ソフトの評価値-204で互角。

この手順の△5七角成は取れる銀を取らない角の空成りなので、厳しさがいまひとつ分からりにくいです。

この手は時間があっても自分の棋力ではまず指せないような手の典型かもしれません。

この手の意味を考えたのですが、△5七角成で△6五歩だと▲同桂で先手の7七の桂馬が捌けてきます。

逆の言い方をすると7七の桂馬を捌かせない意味と、先手は歩切れなので▲5四歩と叩く筋がないので大駒を働かせる方がいいという判断のようです。

空成りとはいえいつでも△3九馬と穴熊の守りの金を取る形なので、穴熊からすると少しプレッシャーがかかる形です。

△5七角成に▲4八銀なら△6七馬▲6四銀△同銀▲同馬△7七馬で、ソフトの評価値-323で後手有利。

この手順の▲4八銀と埋める手に△6七馬も難しい手です。

先手は▲4八銀と埋めることで3枚穴熊でさらに先手玉が遠くなった感じです。

自分は▲4八銀には△同馬▲同金△6五歩かと思ったのですが▲同桂で、ソフトの評価値-68で互角。

このあたりの感覚も理解するのが難しく、△4八同馬で先手の穴熊は少し薄くなりますが△6五歩と手を戻すと▲同桂がうるさい形になります。

やはり▲6五同桂とさせるのが後手としては面白くないようで、このように進めないようにする意味で△6七馬となります。

次に△7七馬と桂馬を取る手がありますので▲6四銀ですが、△同銀▲同馬△7七馬と進んでどうかという感じです。

△7七馬での駒割りは飛車と銀の交換になります。

先手玉は3枚穴熊で6九の金も守りに働いたら全く後手からの攻めが見えない形ですが、当面は後手は受けに回ってどこかで敵陣に飛車を下ろしてから1筋からの端攻めを狙う形です。

後手の舟囲いは2枚の金ですが、7七の馬が遠くから受けに利いているのでいい勝負のようです。

△7七馬以下▲5三歩△5一金引▲5四馬△6一飛▲5五桂△4二銀▲6三桂成△6七飛で、ソフトの評価値-473で後手有利。

この手順の▲5三歩もうるさい手で△5一金引も辛抱の手になります。

先手の▲5四馬~▲5五桂~▲6三桂成も攻め駒を増やす手に対して、後手も△4二銀と△6七飛と受けに利かす手で少しながら後手が指せているようです。

攻めているのは先手ですが、後手は丁寧に指せば受けが利く形のようです。

自分は穴熊から攻められているから少し苦しいと思いがちなのですが、冷静に見ると後手が駒得で先手の攻めも少し細いと判断できるようになれば大局観も変わってくるようです。

相手の桂馬を捌かせないようにするのが参考になった1局でした。

勝勢から分かりやすい形にもっていく

上図は、相掛かりからの進展で△5二玉と上がった変化手順の局面。ソフトの評価値+2062で先手勝勢。

駒割りは飛桂と角の交換で先手が駒得で、後手は歩切れで細かい攻めができませんのでこの局面は先手勝勢ですが、勝勢といっても相手玉を詰ますまではまだかなり手数がかかります。

本来ならこの局面は大差なので、ここからの指し手を調べる必要はないのかもしれませんが、人間同士が指すとこのような局面からもつれることはよくあります。

特に大会などでこのような局面は、秒読みでなく切れ負け将棋のようなケースが危ないと思っています。

今は時計の整備などで秒読みがつくことが多い印象ですが、現実的に切れ負け将棋の大会はまだたくさんあり指し手の方針が定まらないと無駄に時間を使うことになります。

一番いいのは時間内に攻め切って相手の玉を詰ますというのがベストですが、仮に詰ませなくても分かりやすい形にもっていきたいです。

△5二玉以下▲4五銀△2二角▲3四銀△4四角▲3六桂で、ソフトの評価値+2081で先手勝勢。

この手順は▲4五銀と打つ手ですが、やや単騎の銀なので少し打ちにくいです。

少し打ちにくい理由は▲4五銀~▲3四銀としたときに▲3三歩が2歩なので打てないのと、後手から銀を追われる筋があるかが気になります。

幸い後手は歩切れなので▲3四銀に△3三歩と打つことができませんので銀を追われることはないのですが、銀が攻めに活用できるかが気になります。

△2二角に▲3四銀と出て次に▲2三歩と打つ手が狙いです。

▲3四銀に△4四角と出たのは▲2三歩の先受けですが、そこで▲3六桂がありました。

この局面になったらよりはっきりしたという感じで、先手からは怖いところがありません。

▲3六桂に△2二角なら▲2三歩△3一角▲2一飛で、以下▲1一飛成から香車を補充して龍を作れば攻めが繋がりそうです。

△5二玉以下▲4五銀△2二角▲3四銀△1二角▲3五龍△6二玉▲2三歩で、ソフトの評価値+2423で先手勝勢。

この手順の▲3四銀に△1二角は銀取りですが、2三の地点と2一の地点の補強になります。

後手の角が△3四角となったときに桂馬が持ち駒にあれば△6六桂▲同歩△7八角成のような筋がありますので先手も油断できません。

△1二角に▲3五龍が手厚い手で、後手も指す手がないので△6二玉としましたがそこで▲2三歩と攻める手です。

▲2三歩以下△同金▲同銀成△同角▲2四龍△3二銀▲3五桂△3三角▲同龍△6七角成▲同金△3三銀▲4三桂成△8八飛▲6八歩△7八銀▲3二飛で、ソフトの評価値+99975で先手勝勢。

この手順は▲2三歩からがりがり攻める手ですが、△3三角に▲同龍が少し決断のいる手です。

▲3三同龍に△6七角成と捨てて先手玉が少し危険な形になります。

以下△3三銀と飛車を取る形が△8八飛が王手になります。

先手はできれば飛車を渡さずに自玉を安全にして指したいのですが、局面をどこかで決めるような場合は飛車を渡すことになります。

そのような意味で、△8八飛より先手は厳しい攻めの形にしておくことが大事なようで▲3二飛以下は長手数ですが詰みのようです。

自分は▲3二飛以下を即詰みにする自信はありませんが、後手玉を即詰みにできなくても先手玉が簡単に詰まない形なので先手の1手勝ちのようです。

勝勢から分かりやすい形にもっていくのが参考になった1局でした。

狭い角の使い方

上図は、角換わりからの進展で△4七角と打った局面。ソフトの評価値-253で互角。

この局面では▲2七銀と今回紹介する▲9五歩が有力だったようです。

以前▲2七銀について調べました。

今回は▲9五歩について調べます。

後手は右玉で7三に桂馬を跳ねている形なので9筋の端が弱く、しかも8一に飛車がいるので狙われやすい配置になっています。

先手は2枚の銀と歩2枚で手になるのかが気になります。

△4七角以下▲9五歩△同歩▲9二歩△同香▲9三歩△同香▲9二銀で、ソフトの評価値-597で後手有利。

この手順は先手は9筋から攻める手で、この筋しかなさそうです。

香車を吊り上げて9二の地点に空間をあけて▲9二銀と打ち込みます。

▲9二銀に△8二飛なら▲8三銀打で飛車が取れますので、後手は飛車を横に逃げることになります。

先手も攻め駒が少ないのでここから攻めを繋げるのは大変ですが、後手の飛車の逃げ場所によっては意外な攻め筋があるようです。

▲9二銀に△5一飛なら▲4三歩成△同歩▲3三角成△同金▲4二銀で、ソフトの評価値-136で互角。

この手順の△5一飛は角取りなので最初に浮かぶ手ですが、▲4三歩成~▲3三角成~▲4二銀があります。

先手は盤上の角が捌ける形で、部分的には2枚替えになる展開なので互角になったようです。

5五の角は活用しづらいようでも▲4三歩成が入れば、最低は3三の桂馬との交換になります。

▲9二銀に△4一飛▲8三銀打に△6一玉なら▲4三歩成△同歩▲3三角成△同金▲4五桂で、ソフトの評価値-318で後手有利。

この手順は△4一飛に▲8三銀打が継続手で、先手は持ち駒をすべて使った形なのでうまく攻めないと指しすぎになります。

▲8三銀打に△6一玉なら4一の飛車との位置関係があまりよくなく、先手の持ち駒に桂馬が入ると▲5三桂のような王手飛車の筋が生じます。

△6一玉にも▲4三歩成~歩▲3三角成と進みますが、△同金に▲4五桂と跳ねて金取りなのと▲5三桂打の狙いが味がいいです。

若干後手有利のようですが、盤上の5五の角と3七の桂馬を活用できるのは大きいです。

▲9二銀に△4一飛▲8三銀打に△7一玉なら▲6五歩で、ソフトの評価値-381で後手有利。

この手順は△7一玉と先手の攻め駒の近くに逃げる手で、ぱっと見意味でこれ以上先手の手がなさそうに見えますが、▲6五歩でどうかという形です。

▲6五歩は難しい手ですが、先手の角の利きを広げた手のようです。

▲6五歩に△同桂なら▲6六角で、ソフトの評価値-325で後手有利。

この手順は△6五同桂が銀取りになるので先手にとってあまり意味のないようでも、▲6六角と角を引く手がありました。

6六に歩がいると▲6六角と引けないのですが、6筋の歩を消して△6五同桂とさせると▲6六角が生じます。

▲6五歩に△同角成なら▲6六角で、ソフトの評価値+130で互角。

この手順の△6五同角成なら▲6六角で、次の▲9三角成が受けづらいです。

▲6六角に△同馬とすれば9三の地点は受かりますが▲同銀で、働きが悪かった先手の角が持ち駒になるのは大きいです。

▲6五歩に△同歩なら▲9五香△同香▲7五歩△5四歩▲6四歩△5二銀▲7四歩△5五歩▲7三歩成△同金▲7四歩で、ソフトの評価値+27で互角。

この手順は難しい手で、△6五同歩には香車を捨ててから▲7五歩と桂頭を狙います。

後手の△5四歩は少し甘い手だったのですが、その場合は▲6四歩と攻めの拠点を作ってから角を捨てる▲7四歩でどうかという形です。

細い攻めでも右玉に近い場所の攻めは効果的な面もありそうです。

狭い角の使い方が参考になった1局でした。

大駒を受けに使う

上図は、先後逆で先手5筋位取り中飛車に後手超速△7三銀型からの進展で▲7三角成とした局面。ソフトの評価値-407で後手有利。

先手が飛車と銀の交換から▲7三角成とした形で、飛車取りなので後手は飛車を逃げることになります。

後手にとって嫌なのは飛車をいじめられる形で、飛車を取られてその飛車を打ち込まれるのが舟囲いに厳しいです。

振り飛車が穴熊で飛車を打ち込んで舟囲いを攻めるというのは、振り飛車にとって理想的な形です。

そのため舟囲いの居飛車はできるだけ飛車を渡さないような形にすることが多いです。

本局は▲7三角成に△8一飛と引いたのですが、あまりこの手はよくなかったようです。

△8一飛に▲7二銀なら△5七桂成▲8一銀不成△8九飛▲7九飛△同飛成▲同金△5九飛▲6九飛△5八飛成で、ソフトの評価値-840で後手優勢。

この手順はうっかりしやすいのですが、▲7二銀はいい手ではなく△5七桂成と飛車を見捨てる手がありました。

自分はすぐに▲7二銀のような手が目につくのですが、△5七桂成~△8九飛に6九の金が受けづらいです。

▲7九歩と打てればいいのですが2歩なので打てません。

よって▲7九飛から自陣飛車の受けですが、△同飛成~△5九飛と今度は反対から打つ手がありました。

以下▲6九飛に△5八飛成で次に△4八成桂が狙いで後手優勢です。

△8一飛にソフトは▲6五桂△同歩▲5五銀で、ソフトの評価値-49で互角。

この手順は▲6五桂~▲5五銀で盤上の銀と桂馬を活用する手です。

盤上に離れて残った駒は遊び駒になりやすいのですが、特に7七の桂馬を活用して持ち駒にするのは本筋の指し方のようです。

この後手の形がいまひとつなのは△3二玉型と△8一飛型の組み合わせがよくなく、後手玉の4三の地点のコビンがあくと▲5四角のような筋があります。

また将来5筋に▲5三歩~▲5四歩と歩を連打して、▲6三馬のように後手の飛車をいじめつつ攻めることもありそうです。

この場合の後手の1段飛車は逆に狙われやすい形になっているようです。

最近の将棋は1段飛車が受けによく利いているので目指す駒組みの1つですが、接近戦の飛車は狙われやすいので注意が必要でした。

△8一飛では△9二飛がありました。

△9二飛▲6五桂△同歩▲5五銀で、ソフトの評価値-309で後手有利。

この手順は△9二飛と2段飛車で逃げる形で、9一の香車にひもがついているのでただでは取られない形です。

遠くから2段目に受けを利かす飛車で、8一の飛車より安定性があるようです。

先手は▲6五桂~▲5五銀と捌いてきますが、この局面からの展開が気になります。

▲5五銀以下△同銀▲同馬△4四銀▲6五馬△5七角成▲4八銀△8四馬で、ソフトの評価値-215で互角。

この手順は▲5五銀には銀交換から△4四銀と金駒を埋める形です。

▲6五馬で次に先手から▲5六桂と後手玉のコビンを攻める狙いで、△5七角成が地味ながら価値の高い手のようです。

後手からいつでも△3九馬▲同銀△4九飛のような攻めがあります。

▲4八銀は金駒を埋める受けでこれが馬取りになるので△5七角成が少し指しづらいという意味があったのですが、△8四馬と玉と反対側に引くのが盲点です。

馬は玉の近くにという発想が自然なのですが、△8四馬で▲7四馬を防ぎつつ穴熊に攻め合いの形も含みにしているのが興味深いです。

先手からは▲5六桂で後手からも将来△5六桂を狙う形です。

この居飛車の指し手を見ても分かるのですが、ある程度受けの力がないとなかなか指しこなすのは大変なようです。

このようなところも力をつけていきたいです。

大駒を受けに使うのが参考になった1局でした。