最終盤の詰まし方

上図は、先後逆で先手三間飛車からの展開で変化手順で△2一桂と打った局面。ソフトの評価値+4677で先手勝勢。

▲3一金と打った手が▲2一金打△1二玉▲1一金打△2三玉▲1二角の詰めろだったので△2一桂と詰めろ逃れを指した形です。

対局中は▲3一金が詰めろでないと思っていたので読みが甘かったようです。

△2一桂は敵の打ちたいところに打ての格言に沿った手で、後手から△3九龍~△1五銀の詰み筋があるので先手は厳しく攻める形になります。

先手は金駒を渡すと1五から打って詰みなので、どのように後手玉を寄せるのかが気になります。

△2一桂に▲4二銀がありました。

▲4二銀に△2二銀なら▲1三歩で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順の▲4二銀は攻め駒を足す手ですが、この手が詰めろになっているかが気になります。

ぱっと見分かりにくい手ですが、後手が△2二銀と引いて受ける手が考えられます。

これは▲4二銀が詰めろだと読んで受けた手ですが、▲1三歩がありました。

▲1三歩は詰めろですが、△1三同銀としますと後手が1手パスと同じになります。

先手が歩を1枚使って後手の受けを無効にする手筋です。

▲1三歩に△同桂なら▲2一金打△1二玉▲2二金△同玉▲3二金打以下並べ詰みです。

先手は持ち駒に金が2枚あるのが大きく、後手玉の横から打って詰ます筋があるので分かりやすいです。

一番気になるのは▲4二銀に△3九龍とする手です。

▲4二銀に△3九龍なら▲2一金で、ソフトの評価値+99983で先手勝勢。

この手順の▲4二銀に△3九龍は以下先手玉が詰みなのですが、このあたりの読みをできるだけ早くしたいです。

自分は▲2一金以下も直ぐに詰みと読めていないので、このあたりが甘いようです。

▲2一金に△同玉なら▲3一金で、ソフトの評価値+99988で先手勝勢。

▲3一金に△2二玉なら▲3二金打△同金▲同金△同玉▲3三金△2一玉▲3二角△1一玉▲1二歩△同玉▲2三金△1一玉▲1二香まで詰みです。

▲3一金に△1一玉なら▲1二歩△同玉▲2一角△2三玉▲3三銀成△同玉▲4三金△3四玉▲4四金打△2三玉▲3三金寄まで詰みです。

▲2一金に△1二玉なら▲2二金打△同銀▲同金△同玉▲3四桂で、ソフトの評価値+99986で先手勝勢。

この手順は2二の地点で清算してから▲3四桂と桂馬を捨てる王手です。

▲3四桂に△同金なら▲3一角△3二玉▲2三銀△4三玉▲4五香△同金▲5三金△4四玉▲2二角成まで詰みです。

この手順は▲3四桂と捨てることで3四の地点に先手玉がいけない形を作る手筋です。

▲3一角は見えやすいのですが、次の▲2三銀がやや見えにくく△同玉なら▲2二金以下詰みです。

よって△4三玉と上がったのですが、▲4五香と捨てて▲5三金~▲2二角成も見えにくいです。

▲3四桂に△2三玉なら▲3三銀成△同玉▲2二角以下詰みです。

▲3四桂に△1二玉なら▲2一角△2三玉▲3三銀成△同玉▲4三金△3四玉▲4四金打△2三玉▲3三金寄△1三玉▲2二銀まで詰みです。

どの手順もそれなりに難しく、実戦で▲4二銀と指されて後手玉に詰めろがかかっているかは短い時間では読み切れないです。

このあたりはきっちり詰み筋が読めるのが理想的ですが、何となく詰みというだけでも分かるように棋力を上げたいです。

最終盤の詰まし方が参考になった1局でした。

分かりやすい形で寄せる

上図は、横歩取り青野流からの進展で△2一玉と逃げた局面。ソフトの評価値-1563で後手優勢。

先手が▲4三銀と王手をした手に3二の玉が△2一玉とした形です。

この局面は先手の桂損ですが、先手の攻めがやや細いのに対して後手の攻めの方が勝っています。

先手としてはどのように粘るかという形のようですが、粘るというより後手がどのように寄せの形に持ち込むかになりそうです。

先手としてはあまり楽しみがないような局面で、後手が甘い手を指せばチャンスがくるような筋にもっていくしかなさそうです。

実戦は△2一玉以下▲4二馬△4九歩成▲6九玉△5七角成▲6八金△5八金で、ソフトの評価値-99981で後手勝勢。

この手順の▲4二馬は▲3二銀成や▲3二馬や▲2四馬を狙った手ですが、後手玉に詰めろはかかっていません。

後手は△4九歩成から金を入手して▲6九玉に△5七角成と詰めろをかけます。

以下▲6八金の受けには△5八金から手数は長いようですが詰みのようです。

先手の負け将棋なのでこの指し方で1局を終えるというのもありましたが、ソフトは別の粘り方を示していました。

▲4二馬では▲3四銀成がありました。

▲3四銀成△4九歩成▲同銀△4五桂▲4三馬△3二歩▲6八金で、ソフトの評価値-2935で後手勝勢。

この手順の▲3四銀成は飛車取りですが、後手玉に詰めろがかかっていません。

飛車を取ってもまだ後手玉に詰めろがかかっていませんので、局面は差が開いています。

そのような意味では最初の局面図から▲4二馬としても大差がないようにも見えます。

ただし、少し違うのは▲3四銀成△2一玉としたことで▲4三馬が王手で先手玉の受けに少しだけ役立つ形になりました。

▲4三馬の形は将来△7六桂のような手を消して、8七の地点まで利いていますので少しでも先手玉を寄せづらい形にするような手です。

後手は▲3四銀成に△4九歩成▲同銀△4五桂と詰めろをかけるのがいいようです。

安い駒で攻め駒を増やす手で、次に△5七桂成からの詰めろです。

△4五桂で△4七金の寄せもありますが、▲6九玉とされると最悪4七の金がうまく活用できないようなこともあります。

金駒の金はできるだけ終わりの方で活用するのが一般的です。

よって△4五桂に▲6八金と詰めろ逃れで5七の地点を受けました。

この局面は後手勝勢になっていますので、後は後手がどのように寄せるかという形です。

▲6八金以下△4七と▲6九玉△5七と▲2四成銀△6八と▲同飛△同角成▲同玉△8八飛▲7八角△5七金▲7九玉△8九金で、ソフトの評価値-99997で後手勝勢。

この手順は△4七とで盤上のと金を活用するのがうまい手で、▲同玉なら△5七角成以下詰みです。

よって▲6九玉としましたが△5七とでさらにと金を活用します。

▲2四成銀は形作りみたいな手ですが、△6八とから清算して△8八飛が寄せの形です。

先手玉を8筋に逃がさないような寄せ方で、▲7八角が少し粘りのある受け方です。

以下△5七金~△8九金で▲同角なら△6八飛成で詰みです。

この寄せは先手の4三の馬の利きを活かさないような寄せ方です。

なお最後の△8九金では△7八飛成~△6九角の筋も寄せの形で詰みのようですが、4三に馬がいるの8七の地点まで利いており少し複雑になります。

また△4七とで△5六桂のような手が見えると少し複雑になります。

自分は直感で△5六桂が浮かんでこの手は長手数の詰めろだったようですが、詰み筋もやや複雑で最初は詰ませられませんでした。

このようなことがあるので、寄せは分かりやすい形にするのがいいようです。

分かりやすい形で寄せるのが参考になった1局でした。

最終盤の楽観は禁物だった

上図は、先後逆で先手三間飛車からの展開で▲1三歩と打った局面。ソフトの評価値-1710で後手優勢。

対局中は後手が指せていると思っていましたが、▲1三歩は全く気がついていませんでした。

先手玉は駒が頭が利く駒が入れば1五から打って詰みなので少し楽観していたようです。

楽観しているときに考えていない詰めろがくると対応を間違えやすいです。

実戦は△1三同銀だったのですが、ソフトの評価値-816で後手優勢。

この手順の△1三同銀は他の手が浮かばなかったので指したのですが、あまりよくなかったようです。

ソフトの候補手の1つだったのですが、ソフトの推奨手以外は評価値が落ちるというのが終盤になればでるケースがあります。

終盤になると指し手が広い上に持ち時間がないということがほとんどのため、手の精度が荒くなるのは仕方ないですが、やはり楽観していたのが問題でした。

▲1三歩とされる前にこちらも逆の立場で局面を考えるべきだったようです。

△1三同銀では△1五歩がありました。

△1五歩▲同玉△1二歩で、ソフトの評価値-1260で後手優勢。

この手順は△1五歩と1筋の歩を突き捨ててから△1二歩と打ちます。

△1二歩は敵の打ちたいところに打ての格言に沿った手ですが、このような受け方がなかなか見えません。

敵の打ちたいところに打てで、悪い手になるケースがあまりないような印象です。

△1三同銀とすると玉と金と銀が離れるので弱体化します。

後手としては先手の詰めろを逃れて△3九龍と銀を補充するのが理想的です。

ただし、ここからもソフトの変化手順には気がつきませんでした。

△1二歩以下▲4一角△3九龍▲3一金で、ソフトの評価値+99974で先手勝勢。

この手順は後手の失敗例ですが、△1二歩に▲4一角と打ってきました。

まず後手としては▲4一角が詰めろなのかを考える必要があります。

▲4一角に△3九龍に▲1二歩成なら△同玉▲1三歩△同銀▲2三金△同金▲2一銀△同玉▲3二金△1二玉で後手玉は詰みません。

先手の持ち駒が金金銀でなく金銀銀と斜めに利く銀が2枚あれば詰みなのですが、金金銀では後手玉は詰みません。

よって▲4一角は詰めろではないと思って△3九龍としがちなのですが、ここで▲3一金がありました。

まずうっかりしやすいのが△3九龍と銀を補充するのは価値の高い手なのですが、先手玉は4一に角がいるので詰めろがかかっていません。

よってこの瞬間に先手は後手玉に詰めろをかければいいということです。

▲3一金と金を捨てる手が浮かびにくく、この手は次に▲2一金打までの詰めろです。

▲3一金に△同銀なら▲1二歩成△同玉▲1三歩△同玉▲1四香△2二玉▲1二金まで詰みです。

また▲3一金に△2三桂は▲同角成があります。

▲3一金に△2一銀なら▲同金△同玉▲1二歩成△同玉▲1四香△2一玉▲1二銀△3一玉▲5二金で、ソフトの評価値+99992で先手勝勢。

この手順の△2一銀は敵の打ちたいところに埋めた受けですが、この場合は受けになっておらず▲同金~▲1二歩成で後手玉に即詰みはなさそうでも詰めろの連続で先手勝勢です。

なお▲4一角には△2三桂▲同角成△同銀▲3一金△4三角で、ソフトの評価値-1523で後手優勢。

この手順は△2三桂と王手で自陣に駒を埋める手がありました。

△2三桂に▲1六玉なら△3九龍▲1二歩成△同玉▲1三歩△同銀で、2三の地点に桂馬を埋めているため先手からの2三の打つこみがないので後手玉は詰みません。

よって△2三桂▲同角成~▲3一金と詰めろをかけてきたのですが、△4三角打って後手が指せているようです。

このような手順を見ると▲1三歩からの変化も多く、楽観するような局面ではなかったようです。

やはり終盤は厳しい目で局面を見る必要があるようです。

最終盤の楽観は禁物だったのが参考になった1局でした。

金を捨てる筋で詰ます

上図は、先後逆で先手三間飛車からの展開で△3七桂と打った局面。ソフトの評価値-99983で後手勝勢。

△3七桂では△3九龍の方が分かりやすい詰みだったのですが、実戦は△3七桂と指しました。https://shogiamateur.com/?p=69598&preview=true

△3七桂をなぜ選択したかというと、最初は△3九龍からを考えたのですが詰み筋が分からなかったので時間稼ぎのつもりで△3七桂と指しました。

▲同歩で△3九龍としてどうかなどと考えていたのですが、ここからは全く思っていない展開になりました。

なお△3七桂に▲同歩なら△3九龍▲同玉△4八銀で、ソフトの評価値-99981で後手勝勢。

この手順の▲3七同歩は変化手順ですが、△3九龍~△4八銀の筋がありました。

△4八銀に▲2九玉なら△3九金▲1八玉△2九角▲2七玉△3七歩成▲1六玉△3八角成まで詰みです。

この手順は△3九金が指しにくい手ですが、△2九角~△3七歩成の筋で詰みです。

△4八銀に▲同玉なら△6八龍▲5八歩△5七角▲3八玉△5八龍▲2七玉△3七歩成▲同玉△4八角成▲2七玉△3七金▲1六玉△3八馬まで詰みです。

この手順は△6八龍からの一間龍の筋で△5七角以下詰みですが、△3七金~△3八馬というのが浮かびづらいです。

おそらくこの筋も実際の対局だったら詰ませられないような気がしますので、このあたりが短時間で分かりように棋力を上げたいです。

なお実戦は△3七桂に▲1八玉だったのですが変化手順で△2七金で、ソフトの評価値-99986で後手勝勢。

この手順の▲1八玉は△3九龍が王手にならない逃げ方でこの手をうっかりしていたのですが、△2七金以下即詰みでした。

△2七金▲同玉△3五桂▲1八玉△2七角▲2八玉△3九龍▲同玉△7九龍▲4八玉△3八角成▲同玉△4九龍▲2八玉△2九龍まで詰みです。

この手順は△2七金と金を捨ててから△3五桂という筋で、玉を下段に落とします。

以下△3九龍~△7九龍で龍で玉を追う形で、▲4八玉に△3八角成~△4九龍が少し見えづらいです。

短手数でいうとこの詰まし方が分かりやすいようで、△3八角成では△6八龍の一間龍の筋が自然でこれでも詰みだったですが、▲5八飛とされると手数が伸びるようです。

なお実戦は△2七金で△2九角としたため、ソフトの評価値±0で互角。

将棋は最終盤で詰ませられるかどうかがかなり大事で、本局のように詰ませられないと手数が伸びて逆転するということになります。

実戦で詰みかどうか分からないのに詰ましにいくというのも少しおかしいので結局平凡な手を選択することになるのですが、その手が甘いと形勢が振り出しになります。

詰み筋をたくさん覚えて数をこなしていくしかなさそうです。

金を捨てる筋で詰ますのが参考になった1局でした。

最終盤できっちりと寄せる

上図は、先後逆で先手三間飛車からの展開で▲3九銀と打った局面。ソフトの評価値-99985で後手勝勢。

自分の将棋はよく詰み逃しがあるのですが、本局もその1局です。

対局中は△3九同龍以下直感で詰んでもおかしくないと思っていましたが、▲同玉△4八銀の後がよく分からなくて断念しました。

実戦は△3七桂と打ちましたが、やはり△3九龍以下先手玉は詰んでいたようです。

▲3九銀以下△同龍▲同玉△2七桂で、ソフトの評価値-99984で後手勝勢。

この手順は▲3九銀以下△同龍~△2七桂と桂馬で王手をする筋です。

安い駒を最初に使って、できるだけ金駒は最後に使う寄せがありました。

この形は先手の玉が2七の地点いけば△4七龍の筋があります。

また▲1六玉の形になっても2四に歩がいるので上部脱出を防いでいます。

後手は斜めに使える駒として角と銀があるのと寄せの基本の持ち駒の金があり、さらに飛び道具としての桂馬もあるので持ち駒としてはかなり豊富でした。

△2七桂に▲2九玉なら△7九龍▲2八玉△1九龍▲2七玉△1八角▲1六玉△2七銀まで詰みです。

この手順は△1八角と3六玉の形を防ぐのが大きく以下詰みです。

△2七桂に▲2八玉なら△3九角▲1八玉△1九桂成▲同玉△2七桂▲1八玉△1九金▲2七玉△4七龍▲3七銀△同歩成▲同歩△3六銀▲1六玉△2七銀打まで詰みです。

この手順の▲2八玉は手数が伸びますが、△3九角~△2七桂が分かりやすかったようです。

△1九金は少し指しにくいですが、▲2七玉に△4七龍の一間龍の筋にするのが分かりやすいようです。

これらの手順を見ると思ったほど難しくはなかったですが、△2七桂が見えなかったのでは仕方ありません。

また最初の局面図から別の詰まし方もありました。

▲3九銀以下△同龍▲同玉△4八銀で、ソフトの評価値-99990で後手勝勢。

この手順は対局中に浮かんだ手ですが、▲同玉でも▲2九玉でもはっきりしないと思っていました。

△4八銀に▲同玉なら△5七角▲5八玉△6八龍▲4九玉△4八龍まで詰みです。

この手順は▲4八同玉なら△5七角以下の簡単な詰みでした。

△5七角で△5六桂を考えていたのが筋が悪かったです。

△4八銀に▲2八玉なら△3七金▲同歩△同歩成▲1八玉△2七角▲2九玉△3八とまで詰みです。

この手順は▲2八玉には△3七金と抑えれば以下やさしい詰みでした。

△4八銀に▲2九玉なら△7九龍▲1八玉△2九角▲2七玉△3七金▲同歩△同歩成▲1六玉△3八角成まで詰みです。

この手順は▲2九玉になると少し複雑になるのですが、△7九龍~△2九角は普通に見えますが次の△3七金が見えるかどうかです。

△3七角成で△3八角成は▲3六玉で先手玉は詰みません。

これらの手順を見ても△4八銀以下の詰まし方もそこまで難しくはなかったので、もう少し最終盤の手が見えるようにならないといけないようです。

なお最初の局面図の▲3九銀に実戦の△3七桂以下でも詰んでいたようで、これはまた別の機会に調べてみます。

最終盤できっちりと寄せるのが参考になった1局でした。

下段の香車で攻めの利きを増やす

上図は、角換わりからの進展で△3六同歩と銀を取った局面。ソフトの評価値+842で先手優勢。

駒割りは先手の銀損でしかも歩切れなので攻めが細いのですが、この局面は先手優勢だったのは気がつきませんでした。

先手玉が堅いのと先手は飛車と龍とと金をうまく活用できれば手になりそうです。

ただし、後手玉も中段玉なので入玉の含みもあり先手もプレッシャーがかかります。

実戦は▲3六飛△3五歩▲1六飛△同角▲2三とで、ソフトの評価値+159で互角。

この手順は▲3六飛で以下飛車と角の交換で手の流れは悪くなかったようですが、次の▲2三とがまずかったようです。

▲2三とに△同金とされて先手に手があればいいのですが、なければ飛車を渡したことで王手での攻防に飛車を打たれます。

飛車を渡すのはそれなりに決断のいる手ですが、そのような局面を大きく動かす手の前に攻めの戦力を増やした方が考えやすかったようです。

▲3六飛では▲2九香がありました。

▲2九香に△2四歩なら▲3六飛△3五歩▲1六飛△同角▲2三角で、ソフトの評価値+99995で先手勝勢。

この手順はうまくいきすぎですが、▲2九香と下段に香車を打つ手です。

下段に打つことで2筋からの後手の脱出を防いでいます。

また次に▲2三とのような攻めがありますので後手は受けることになります。

▲2九香に△2四歩は甘い受けなのですが、▲3六飛が金取りで後手は△3五歩と先手を取って受けます。

以下▲1六飛△同角▲2三角で後手玉が以下詰みになりました。

下から追って詰ますのはやや見えにくく、取ったばかりの角を打ち込んで詰みということで自分はこのような筋が全く見えていませんでした。

▲2三角に△同金▲同龍△1五玉▲2四龍まで詰みですが、これが香車を下段に打った効果です。

▲2九香に△2七桂なら▲3六飛△3五歩▲1六飛△同角▲8八玉△3九飛▲5一角で、ソフトの評価値+718で先手有利。

この手順は△2七桂と2筋を止めつつかつ飛車取りでこれは実戦的な手です。

△2七桂にも▲3六飛として以下△3五歩▲1六飛△同角までは浮かびますが、次の▲8八玉の早逃げがうまいです。

つい攻めることばかりを考えがちですが、1段玉は飛車の王手がかかるので玉を入城することで攻めに専念できます。

△3九飛は攻防の手で、次に△2九飛成と香車を抜く手があります。

このような形だと△2九飛成に▲4七角が王手龍取りになるので、先手は角を持ち駒に温存しての攻め方を考えがちですが、▲5一角が少し浮かびづらいです。

▲5一角に△2九飛成なら▲3三角成△2五玉▲2三龍△3六玉▲4七金打まで詰みです。

▲5一角に△4二香なら▲6二角成△同銀▲2六金△2五銀▲1六金△同銀▲3四歩△2四金▲2三と△同金▲3二角△2四金打▲2三角成△同金▲2六金△2五角▲1五桂△2四金▲3三歩成△5八角成▲2三桂成で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順は△4二香なら▲6二角成~▲2六金の逃げ道封鎖がありました。

△2五銀と打てばまだ後手も粘れそうですが、▲1六金△同銀▲3四歩で△同金なら▲2三龍まで詰みです。

よって△2四金としましたが、▲2三と△同金▲3二角が鋭いです。

以下△2四金打には▲2三角成~▲2六金で再度後手玉の逃げ道を封鎖します。

△2五角は先手をとっての受けではないので▲1五桂からの攻めが間に合いました。

下段の香車を打つことで攻めの駒の利きが増えるのが大きかったようです。

下段の香車で攻めの利きを増やすのが参考になった1局でした。

勝勢の局面でも力をためた手を指す

上図は、先後逆で相居飛車で先手雁木からの進展で変化手順から▲5八玉と逃げた局面。ソフトの評価値-3157で後手勝勢。

後手が△5六銀成としたときに5七の玉が▲5八玉と引いた形です。

評価値は後手勝勢になっていますが、ここからどのように先手玉を寄せるかという形です。

自分は最近、優勢や勝勢の局面からどのようにまとめるかというのが興味があって、自分が予想していた指し手とソフトの指し手はほとんど一致しません。

自分が指すと踏み込んだらいけないタイミングで踏み込んだり、踏み込んで攻めればいいところをぬるい手を指すケースがほとんどです。

自分の読み筋は▲5八玉以下、△4六角▲6九玉△4七桂成▲5八歩でどうかなどと考えていました。

▲5八歩以下の指し手が頭で浮かばなかったのですが、ソフトは▲5八歩以下△同成桂▲同玉△7七飛成▲同桂△5七成銀▲4九玉△5八角▲3九玉△3八歩▲同玉△4七角成▲2七玉△3七角成▲1六玉△1五銀まで詰みです。

この手順は△5八同成桂が見えておらず、以下△7七飛成~△5七成銀~△5八角もまず実戦では浮かばないです。

自分の読み筋のもう1つは▲5八玉以下、△4六角▲6九玉△4七桂成▲6七銀でどうかなどと考えていました。

▲6七銀以下△同成銀▲同金△5八銀▲7八玉△6七銀成▲同玉で面倒だなと思っていました。

よく見ると△5八銀に▲7八玉なら△7九角成▲同玉△6七銀成があったのですが、このような手も見えてないのはいまひとつ筋が悪いです。

ソフトは▲6七銀以下△7七飛成▲同金△6七成銀▲同金△8七角▲7八飛△5八銀まで詰みです。

▲6七銀には△7七飛成からの寄せがあったようで、△6七成銀~△8七角があれば以下詰みでした。

このようなところを見ると自分の寄せはまだまだで、いくら勝勢でも精度のいい手が指せないとまとまらない終盤になってしまいます。

なお最初の局面図からソフトは△4七桂成を推奨していました。

△4七桂成▲6九玉△7四飛で、ソフトの評価値-3523で後手勝勢。

この手順の△4七桂成は王手なので▲6九玉としますが、次の△7四飛は全く気がつきませんでした。

自分はこのようなときに相手玉の近くばかり見ていることが多いのですが、飛車を引いて銀取りにするというのが盲点でした。

ぱっと見ぬるいようでも、後手に銀が入ればこの手も有力で△5八銀以下の詰みです。

△7四飛以下▲3三銀成△同銀▲6八金△7六歩で、ソフトの評価値-4126で後手勝勢。

この手順は▲3三銀成は仕方ないのですが、▲6八金に△7六歩という手が全く浮かびませんでした。

△7六歩では最初は△6七銀でどうだろうかなどと考えていましたが、△6七銀はソフトの候補手にも上がっていませんでした。

△6七銀なら▲3三角成△同金▲7四飛で、ソフトの評価値-2357で後手勝勢。

この手順は▲3三角成~▲7四飛と飛車をす抜くてがあったので論外ですが、このようなことも終盤であるので油断できません。

▲6八金には△7六歩と打つのが手堅く、飛車のす抜きの筋を消せば後手が安心して攻めることができます。

△7六歩以下▲8八角△6七銀▲5九金△4六角で、ソフトの評価値-50000で後手勝勢。

この手順は▲8八角とすることで6八の地点の利きが1枚減りました。

▲8八角には△6七銀が詰めろで▲5九金には△4六角と数の攻めで後手勝勢です。

これらの手順を見ると勝勢の局面でも△7四飛とか△7六歩と力をためた手を指すことがあり、そこら辺の見極めができるようにしたいです。

勝勢の局面でも力をためた手を指すのが参考になった1局でした。

少ない攻め駒で攻めを継続する

上図は、先後逆で相居飛車で先手雁木からの進展で変化手順から▲7七同金と龍を取った局面。ソフトの評価値-657で後手有利。

以前▲7七同桂と桂馬で取る変化を調べました。https://shogiamateur.com/?p=69114&preview=true

今回は▲7七同金とする変化を調べます。

▲7七同金以下△4八角▲6七玉△4六角▲7八飛△7五歩で、ソフトの評価値-1004で後手勝勢。

この手順は▲7七同金には△4八角と打つのが自然で以下△4六角と出て飛車取りになります。

手の流れはいいのですが、攻め駒がやや少ないので攻める方も慎重になります。

▲7八飛と飛車を浮いて受けたのですが、そこで△7五歩と逃げ道を封鎖するのがうまいです。

△7五歩は次に△5七角引成の詰めろなので先手は受けることになります。

△7五歩以下▲6八銀△3九角成▲7九飛△4八馬▲6九金△8七歩▲同金△4九馬▲7八玉△5八銀成で、ソフトの評価値-2355で後手勝勢。

この手順は▲6八銀と埋めて受けたのですが、後手の立場からすると▲6一銀のような引っかける手がなくなったので少しほっとします。

▲6八銀には△3九角成が地味な手ですが、次に△4九馬からの詰めろになってます。

△3九角成に▲7九飛と引いて受けて7八の地点に逃げ込むスペースを作ります。

▲7九飛には△4八馬と引くのが継続手で、次に△5八馬~△6八馬があります。

よって▲6九金と受けるのですが、△8七歩と利かすのが細かいです。

△8七歩は次に△8八歩成がありますので▲同金としましたが、ぱっと見△8七歩のような手はどの程度の効果があるかが分かりにくいです。

△8七同金とさせて守りの金を玉の近くから外すのと、将来△8七玉という形にさせないという意味かもしれません。

後手は持ち駒の歩も少ないので△8七歩はやや決断がいりますが、このような手を覚えると攻め筋が増えてきそうです。

▲8七同金に△4九馬とするのがうまい手で、先手の飛車の利きが止まっているのでこの手が生じました。

以下▲7八玉と逃げた手に、△5八銀成と遊んでいる銀を活用することができました。

後手は7五の歩の拠点を活かして角角銀の3枚の攻めですが、これで手が繋がっているようです。

一般的に4枚の攻めは繋がりますが、3枚だと微妙という感じです。

先手玉の近くにいる守りの金を攻めることで相手玉の守りが薄くなります。

△5八銀成以下▲6七銀△6九成銀▲同飛△7六金▲同金△同歩▲同銀△5八馬▲6八金△同角成▲同飛△同馬▲同玉△4八飛で、ソフトの評価値-2316で後手勝勢。

この手順が最初に浮かびましたが、評価値はそんなに変わっていませんのであまりうまい手順ではなかったかもしれません。

ソフトは△5八銀成以下▲6七銀△6九成銀▲同飛△5九金で、ソフトの評価値-2721で後手勝勢。

この手順は△6九成銀▲同飛までは同じでしたが、次の△5九金が見えていませんでした。

△5九金に▲6八飛なら△同馬▲同玉△6九飛▲5七玉△6七飛成▲4六玉△4七龍▲5五玉△6四銀まで詰みです。

△5九金に▲同飛△同馬▲8八玉なら△6八角成▲7八金△4八飛で、ソフトの評価値-2510で後手勝勢。

この手順は▲8八玉なら△6八角成~△4八飛で攻め駒を足すようです。

△4八飛以下▲7七金寄△6九馬寄▲6一銀△7七馬▲同桂△8七歩▲同玉△7八飛成▲同銀△7六金▲9六玉△7八馬▲8五玉△9四銀▲7四玉△7三金▲6五玉△6四金まで詰みです。

この手順は△4八飛に▲7七金寄なら△6九馬寄が何気に詰めろになっていました。

▲6一銀には△7七馬▲同桂で次の△8七歩がうまい手でした。

このような手もぱっと見意味が分かりづらいのですが、▲8七同玉とさせて△7八飛成▲同銀△7六金とするのがうまいです。

角の利きに玉をもってくる△8七歩という意味でした。

△8七歩を打たずに△7八飛成としても▲同銀で、ソフトの評価値-154で互角。

これらの手順を見ると、勝勢の局面からでも自分の指し手よりはるかに精度が高いので△8七歩というのは覚えておきたいです。

少ない攻め駒で攻めを継続するのが参考になった1局でした。

角取りの瞬間に技をかける

上図は、先後逆で相居飛車で先手雁木からの進展で▲5六歩と打った局面。ソフトの評価値-460で後手有利。

将棋は何度か後手有利から優勢に持ち込む手順があったのですが、見逃したのでやや難しい形になっています。

駒割りは後手が桂得ですが角取りなので、ぱっと見は角が逃げる手から考えます。

角が逃げるとなると右に逃げるか左に逃げるかのどちらかですが、やや後手の攻め足が止まる形です。

実戦は▲5六歩以下△7三角だったのですが変化手順で▲6七玉で、ソフトの評価値-177で互角。

この手順の△7三角として4六の地点に狙いを残したのですが、▲6七玉と早逃げかつ飛車取りとされると後手は飛車の処置が難しくなります。

飛車の可動域が狭いのとやや攻め駒のバランスが悪いので攻めるのが大変です。

△7三角では△7七飛成がありました。

△7七飛成▲同桂△4八角▲6八玉△4六角▲6七玉で、ソフトの評価値-1626で後手優勢。

この手順は△7七飛成と飛車と角を交換する手で、このような手が角取りなので浮かびにくいです。

先手の5七の玉が後手の攻め駒に近い形のときに、飛車と角の交換に持ち込む手がありました。

▲7七同桂は自然な形ですが、この場合は悪手だったようです。

▲7七同桂には△4八角と王手で角を打つ手があり、これが先手玉の▲5七玉の形を活かした攻め方でした。

普通は△4八角には▲6七玉としますが、この場合は△6六角成とする手があります。

これは後手の理想的な展開で、相手玉を下段に落とせばだいぶ精神的に楽になります。

後手は5五の角がいるおかげで△6六角成とすることができました。

そのような意味で△5六歩に△7三角としては6六の地点に駒が1枚足りません。

よって△4八角には▲6八玉としますが、そこで△4六角とする手がありました。

後手は角が2枚とも働く形で、最初の局面図からするとかなり攻めに専念することができますが、ぱっと見でこの局面も結構大変に見えます。

ただし、ソフトの評価値は後手優勢だったので自分はあまり正確に局面を理解できていないようです。

この局面は△5七角引成とか△7九角成のような手が浮かびますが、ソフトは全く別の手を示してきました。

▲6七玉以下△5六銀成▲同銀△5七角引成▲7六玉△5六馬で、ソフトの評価値-1456で後手優勢。

この手順の▲6七玉には△5六銀成とする手がありました。

この手は銀を捨てる手なので浮かびにくく、何のために銀を捨てるのかを理解する必要がありそうです。

自分は全くこの手は見えてなかったのです。

△5六銀成に▲7六玉なら△7九角成▲同金△6六角成▲8七玉△7六歩で、ソフトの評価値-3820で後手勝勢。

この手順は後手の理想ですが、△7九角成~△6六角成とできるのが5六に銀を成った効果で、△7六歩が詰めろになっているので後手勝勢です。

△5六銀成に▲同玉なら△5七角上成で、▲6五玉なら△6六馬▲7四玉△8四馬▲6五玉△6六角成まで詰みです。

この手順の▲6五玉で▲5五玉なら△6六馬▲4六玉△5七角成▲3七玉△4八馬▲2八玉△5五馬▲1八玉△4五馬▲2九玉△3八銀▲2八玉△2七馬まで詰みです。

これらの手順より玉が上部に逃げる形は角2枚の力で詰み筋に入るようです。

よって△5六角成に▲同銀とするのですが、△5七角引成~△5六馬と銀を取り返すのが盲点です。

ここに馬ができる形になると先手玉は入玉を目指すのは難しくなります。

後手は金駒を取り返して△5六馬とした形が、△7五歩とか△7九角成の筋が残っておりうまく攻めているようです。

なお真ん中の局面図で▲6七玉に△5七角引成▲7六玉△7九馬▲同金△同角成が最初に浮かんだのですが▲7一飛で、ソフトの評価値-1120で後手優勢。

この手順は△5七角引成~△7九馬で後手が金駒1枚多く取る展開ですが、▲7一飛と打った手が次に▲3三角△同玉▲3四銀打△2二玉▲2三歩からの詰めろになります。

▲3三角の捨て駒はうっかりしやすい詰み筋です。

▲7一飛には△7五歩から正確に指せば後手が指せそうですが、4五に銀が残っているとこのような攻め筋があるので要注意でした。

なお最初の局面図から△7七飛成に▲同金とする変化はまた別の機会に調べてみます。

角取りの瞬間に技をかけるのが参考になった1局でした。

勝勢の局面でも勝ち切るまでは難しい

上図は、先後逆で先手5筋位取り中飛車に後手△7三銀からの超速の展開で変化手順で▲5二角成と飛車を取った局面。ソフトの評価値-2564で後手勝勢。

この局面は後手が金銀桂得で大きく駒得して、ここで後手の手番なので後手勝勢のようです。

先手玉は片美濃で囲っているのでしっかりしていますが、後手がどのように寄せの形を作るかという局面です。

ぱっと見は▲5二角成に△4六角で、この手はソフトの候補手に上がっていましたが推奨手ではありませんでした。

▲5二角成に△4六角以下▲2六飛△5七角成▲5八歩△3五馬で、ソフトの評価値-1836で後手優勢。

この手順の△4六角は△3六桂からの詰めろなので、ほとんど受けなしかと思っていました。

△4六角に▲4七銀なら△3七角成▲同桂△同桂成▲同玉△4五桂▲4八玉△3七銀▲5九玉△6七桂▲6八玉△7八飛▲6七玉△6六金まで詰みです。

この手順はに▲4七銀なら△3七角成から清算して△4五桂の形になれば並べ詰みです。

そのような意味で△4六角に先手は受けなしかと思っていましたが、▲2六飛という受けがありました。

▲2六飛は角取りと同時に△3六桂も消して、▲2五飛と桂馬を取る手も狙っています。

▲2六飛に△5七角成は▲2五飛なら△3九銀▲同金△同馬▲同玉△4八金▲同玉△5六桂▲3九玉△4八金▲2八玉△3八金▲1八玉△1七飛▲同玉△2八銀▲1八玉△1七銀打▲同桂△2九銀不成まで詰みです。

この手順は▲2五飛と桂馬を取ると△3九銀から清算して△4八金▲同玉△5六桂の筋がありました。

先手の飛車の利きをずらしてから△5六桂がぴったりです。

△5七角成に▲5八歩ですが、今度は△3九銀は▲同金で先手玉は詰みません。

先手の飛車が4段目にいると△5六桂には▲同飛があります。

よって▲5八歩には△3五馬と引くのですが、この手は詰めろではありませんので先手玉を寄せるにはもう少し手数がかかりそうです。

なお▲2六飛に△3五金打として以下▲4六飛△同金の形が、次に△3六桂▲同歩△3七銀からの詰めろになっているようでこれでも後手がいいようですが、▲4六飛△同金▲4二角△2二玉▲6三馬として△3六桂に▲同馬の手を残すともう少し手数がかかりそうです。

最初の局面図で△4六角では△6八飛がありました。

△6八飛▲5八歩△6九飛成で、ソフトの評価値-3200で後手勝勢。

この手順は飛車打ちから飛車成りですが全く浮かびませんでした。

まず△6八飛ですが、△3六桂▲同歩△4六角からの詰めろになっているようでした。

△6八飛▲4一飛△3六桂▲同歩△4六角▲3七桂打△同角成▲同桂△1七銀▲同香△3七桂成▲同玉△4五桂▲2六玉△3五銀▲同歩△同金まで詰みです。

よって先手は△6八飛に▲5八歩と打って後手の飛車の利きを止めますが、今度は△6九飛成がありました。

△6九飛成に▲4一飛なら△3九銀▲同金△同龍▲同玉△4八金▲同馬△6六角▲5七銀△5六桂▲4七玉△4八金▲5六玉△5五金▲6七玉△7六銀打▲6八玉△7八歩成▲同玉△8八角成▲6八玉△7九馬まで詰みです。

この手順の△3九銀に▲同玉なら△6六角▲5七銀△同角成▲同歩△4八金▲同玉△5八金▲同歩△4七歩▲同銀△3九銀▲3八玉△5八龍▲同銀△4八金まで詰みです。

この手順の△6九飛成~△3九銀で以下詰ますのはかなり難易度が高く、実戦ではまず指せないです。

△6九飛成に▲4一飛なら△4八銀▲4二馬△2二玉▲3一馬△3三玉▲4二馬△2二玉で、ソフトの評価値-50000で後手勝勢。

この手順は▲4一飛には△4八銀と詰めろをかけて先手玉は必至です。

▲4二馬に△2二玉として▲3一馬に△3三玉で以下王手の千日手になりそうな形です。

王手の千日手は王手をする側が手を変えないといけないので、後手勝勢のようです。

どの展開をみても後手が勝ち切るにはそれなりに難しい手があり、どこかで踏み込んで指す必要があるようです。

勝勢の局面でも勝ち切るまでは難しいのが参考になった1局でした。