上図は、相掛かりからの進展で後手が△7七馬と桂馬を取った局面。ソフトの評価値-1173で後手優勢。
対局中は、この局面から攻めることを考えていたのですが、△6九銀からの詰めろになっているのをうっかりしていました。
駒割りは、飛車と金桂の交換で先手が少し駒損で後手玉が固いので形勢は先手がだいぶ先手が悪く、後はどのように粘るかという感じです。
実戦は▲4八玉としたのですが、あまり受けになっていなかったようです。
本譜は▲4八玉△4四桂▲4五銀△5五馬で、ソフトの評価値-1346で後手優勢。

▲4八玉は早逃げですが、△4四桂が次に△3六桂が厳しいです。
桂先の銀の受けで▲4五銀としましたが、△5五馬で勝負所がなくなったようです。
△5五馬に▲3七桂なら、△4五馬▲同桂△3六桂で、ソフトの評価値-1856で後手優勢。
実戦は△5五馬に▲4四銀△2八馬▲3三銀不成△同桂▲2八金△7八飛で以下1手1手です。
▲4八玉では▲3七桂があったようです。ソフトの評価値-1183で後手優勢。

元が悪い将棋なので、▲3七桂と指しても先手がだいぶ苦しいのですが、▲4九玉~▲3九玉~▲2九玉と逃げるルートの粘り方をした方が良かったようです。
▲3七桂以下△6九銀▲4九玉△6七馬▲3九玉△5七馬▲2九玉△7五馬▲8三角成で、ソフトの評価値-1417で後手優勢。
この手順もボロボロと先手の駒を取られますが、▲2九玉と深いところに逃げて飛車を渡さない展開なので、ジリ貧ではありますがもう少し粘れそうです。
できるだけ分かりにくく粘るのが参考になった1局でした。