上図は居飛車対振り飛車からの進展で、先手居飛車穴熊で飛車交換後に△6五歩と突いた局面。ソフトの評価値+7で互角。
対局中は、先手玉は固いものの後手玉の厚みが強くて、先手が悪いのかと思っていたのですが、互角だったのは驚きました。
本譜は以下、▲5七銀△5六歩▲同銀△5五歩で、ソフトの評価値-29で互角。

▲5七銀と普通に指すとこのような手順になり互角ですが、やはり後手陣が手厚くあまり先手がいいイメージがありません。
▲5七銀では▲6一飛成がありました。
▲6一飛成△同銀▲7五金で、ソフトの評価値+102で互角。

▲6一飛成は数手前に▲3一飛と打ったばかりなので、このタイミングで飛車と金の交換をするとは思っていませんでした。
△6一同銀に▲7五金が狙いの1手です。
先手は駒損していますので先手有利にはなりませんが、穴熊の固い囲いなので後手陣に食らいつく狙いです。
▲6五金以下△9三角▲6五金△同銀▲同銀△6四歩▲7四銀打で、ソフトの評価値+458で先手有利。
この手順は、後手が普通に指したのですが、▲7四銀打とすると先手は持ち駒に歩が3枚しかないのですが▲3五角の狙いもあり、意外と後手は先手の攻めを振りほどくのが大変みたいです。
▲6五金以下△9三角▲6五金△3九飛▲5四金△同金▲6五銀打で、ソフトの評価値-42で互角。
この手順も先手は金と銀を交換して、▲6五銀打と食らいつく展開で実戦的にはいい勝負です。
どちらの手順も先手の穴熊の固さを活かした展開になりそうです。
穴熊にして大駒を切って金を打つ筋は、以前全く違う局面でもありました。https://shogiamateur.com/wp-admin/post.php?post=6639&action=edit
このような手は、意外と後手をもつと大変なようです。
飛車と金の交換で食らいつくのが参考になった1局でした。