横歩取り青野流の手の流れ


上図は、先後逆で後横歩取り青野流からの進展で、△7六飛に▲7七桂と跳ねた局面。ソフトの評価値-25で互角。

横歩取りの後手番は最近指すことが多いのですが、先手が青野流から2九の桂馬と8九の桂馬が中央に目指してくる指し方に対応を苦慮しています。

こういう時は、このような戦型の専門書を読めば解決のヒントは早いのでしょうが、将棋は少し形が違うと全く指し手が違うというのがよくありますので、ほとんどソフトで検索しています。

また定跡も覚えたらいいのでしょうが、どこまでが定跡かと言われたらよく分からない程細分化していると思いますので、実戦で試行錯誤しながら調べるのが性に合っているようです。

▲7七桂と跳ねたのは角交換の筋を避けて、将来▲7七桂~▲6五桂と▲3七桂~▲4五桂と桂馬2枚が中央に殺到する狙いです。

先手の狙いは分かりやすいのですが、後手の受け方が横歩取りの戦型なので普通の手になりにくいです。

本譜は▲7七桂△2二銀▲3七桂で、ソフトの評価値+279で互角。

△2二銀は普通の手ですが良くなかったようで、▲3七桂とされると次に▲4五桂に角が逃げると金が浮いているので▲3二飛成とされます。

▲3七桂が跳ねる形では、3一の銀はそのままにした方が無難なようです。

△2二銀では△5五角がありました。ソフトの評価値+42で互角。

△5五角と出る筋はたまに見ますが、▲3七銀も▲3七桂も△2七歩成があります。

△5五角に▲2四飛で、ソフトの評価値-134で互角。

手順の▲2四飛に△2二銀なら▲3七銀で今度は△2七歩成は▲同飛があります。

よって後手は普通に指しては面白くないので▲2四飛に△3三桂で、ソフトの評価値-97で互角。

このあたりの指し手は、角換りや居飛車対振り飛車の対抗形ではあまり見ないような手なので、感覚がだいぶ違うようです。

特に飛成を受けないというのは、なかなかできないものです。

△3三桂▲2一飛成△4五桂で、ソフトの評価値+52で互角。

現時点では指し手の意味も大事ですが、手の流れや感覚を少しずつつかんでいきたいです。

横歩取り青野流の手の流れが少し分かった1局でした。