上図は、角換りからの進展で後手が△7三桂と跳ねた局面。ソフトの評価値+38で互角。
この局面は、駒の損得はなくいい勝負ですが、後手の持ち駒に角があるので先手は角の打ち込みに注意しながら指す感じです。
対局中は、9筋が薄いので後手から9筋を伸ばされて△8五桂という展開になったらまずいと思って▲7六銀と打ちました。
本譜は▲7六銀で、ソフトの評価値-245で互角。

▲7六銀は良くなかったようです。
▲7六銀には△7五歩▲6七銀左で、ソフトの評価値-170で互角。
後手の△7五歩が見えてなくて、▲6七銀左と引いた形はいつでも後手から9筋の伸ばしての手があるので、あまり意味がなかったようです。
▲7六銀では▲7九玉があったようです。
▲7九玉△9四歩▲6七金寄で、ソフトの評価値+19で互角。

▲7九玉~▲6七金寄は全く見えませんでした。
一時期の将棋が、▲7九玉と深く囲わずに▲6八玉のまま戦いをするのがあったので、その影響か▲7九玉は考えてなかったです。
また▲6七金寄も後手から△6五歩▲同歩△6六歩▲同金△3九角の筋もあるので、指しづらいかと思っていました。
ただし、後手は角と歩が3枚あって色々な攻めはありますが、先手は持ち駒に銀がありますので、簡単に後手が攻め切れるという将棋ではないようです。
▲6七金寄に△9五歩▲同歩△9七歩なら▲8六銀で、ソフトの評価値+15で互角。
後手は先手の手薄な9筋に手をつけますが、▲8六銀と打ってまだ大変です。
先手は玉側で辛抱して駒が入れば、▲1四歩△同歩▲1三歩のような感じで1筋から手を作る指し方になりそうです。
▲7九玉と深く囲うのが参考になった1局でした。