上図は、居飛車対振り飛車の対抗形で先手が▲6三銀不成とした局面。ソフトの評価値+99970で先手勝勢。
先手玉に詰めろが掛かっているので、後手玉を詰ませるかどうかという局面です。
▲6三銀不成以下△8二玉▲7一馬△同玉▲7二金△同飛▲同銀成△同玉で、ソフトの評価値+99984で先手勝勢。

△8二玉で△8三玉は、▲7四銀成△同玉▲7五香△8三玉▲7四金△9二玉▲8三金打△8一玉▲7一馬△同玉▲7二金打まで。
よって△8二玉で以下▲7一馬~▲7二金が少し重たいのですが、飛車を取るのが大きいです。
後手玉の周りに金気の駒が無くなりましたが、これで後手玉が詰むかどうかが気になります。
▲5二飛△6二金▲6三銀で、ソフトの評価値+99988で先手勝勢。

▲5二飛と近いところから王手をするのが急所です。
▲5二飛△6二金なら▲6三銀がいい手です。
▲6三銀△同玉▲5三金△同金▲6二金まで。
▲6三銀に△8三玉なら▲8二金△同玉▲6二飛成△9三玉▲8三金△同玉▲7二龍△9三玉▲8三金まで。
この手順は、▲8二金が送りの手筋です。
▲5二飛に△6二銀なら、▲8二金△同玉▲6二飛成△7二金▲7一銀△8三玉▲7二龍△同玉▲6二金△8三玉▲7二銀△9二玉▲8三金まで。
手順の▲8二金に△6一玉なら▲5一金△同銀▲7二飛成まで。
この手順は、▲5一金~▲7二飛成が少し難しいです。
なお▲5二飛のところで▲4二飛と遠くから打つのは、△6二金で詰みません。
△6二金以下▲8二金△同玉▲6二飛成△7二金▲8一金△同玉▲9二銀△同香▲8三香△8二銀で詰みません。
飛車を近くから王手するのは比較的少ないのですが、近くから王手しないと詰まないようです。
飛車を近くから王手するのが参考になった1局でした。