銀の攻めで角頭をどのように守るか


上図は、相居飛車からお互いに雁木にした展開で△1四歩と突いた局面。ソフトの評価値+83で互角。

ここで先手の手番ですが、対局中は将来後手から△7五歩が気になっていて、▲同歩△同銀でまずいので▲7五同歩とはできないのですが、その対応に迷っていました。

実戦は▲5六歩△1五歩▲5九角△3一角▲2六角△5三角で、ソフトの評価値+2で互角と進みました。

この数手先から後手から△7五歩と突いてきたのですが、実戦の▲5六歩に△7五歩が気になっていました。

▲5六歩△7五歩▲3七桂で、ソフトの評価値+41で互角。

この手順は、△7五歩に▲3七桂と跳ねる手で今見れば自然な手ですが対局中は見えていませんでした。

後手に3三に駒がいれば▲4五歩△同歩▲同桂が3三の地点にあたるのですが、3三に駒が何もいないので効果がいまひとつかと思っていました。

ただし、攻め駒の桂馬が2九のままでは戦力不足になるので▲3七桂は普通のようです。

▲3七桂以下△7六歩▲同銀△7二飛▲6七金右で、ソフトの評価値+21で互角。

この手順は後手は歩を取ってから△7二飛としますが、▲6七金右が手厚い手でこれを▲6七銀と引くと△7六歩▲6八角△7五銀で、ソフトの評価値-216で互角。

このあたりの受け方は結構大事なようです。

また最初の局面の▲5六歩で▲6五歩もありました。

▲6五歩△5三銀▲3七桂△6四歩▲同歩△同銀▲6五歩△5三銀▲5六銀右で、ソフトの評価値+53で互角。

この手順は▲6五歩として△同銀なら▲6六歩で銀が死にますので△5三銀とします。

以下▲3七桂に△6四歩と歩を交換しますがそこで▲6五歩と打つ手があります。

後手は△5三銀としますがそこで▲5六銀右と中央に駒を配置します。

この手は△3五歩と桂馬を狙われるのが気になりますが、▲2六飛とするか▲4七金として△3六歩▲同金とする形です。

▲4七金は玉から離れるので少し指しづらいですが力強い手で、この手もあるようです。

銀の攻めで角頭をどのように守るかが参考になった1局でした。