▲2六角とすればどこかで▲4五歩と突く

上図は、相居飛車の雁木からの進展で△7五歩と突いた局面。ソフトの評価値-47で互角。

△7五歩に▲同歩は△同銀で次に△8六歩が厳しいので取りにくいです。

よって△7五歩には取らずに受けに回るか攻めに転ずるかのどちらかですが、実戦の受け方はあまりよくなかったようです。

実戦は△7五歩以下▲7七金△7六歩▲同銀△7五銀▲同銀△同角で、ソフトの評価値-222で互角。

この手順は、▲7七金と上がって8筋を補強しました。

▲7七金と上がって受ける形は少ないですが、この場合は△7六歩から△7五銀とぶつけて銀交換になれば次に△8六歩のような手が気になリます。

実戦はここから▲6七金上△5三角と1手ためてきましたが、△5三角で厳しく△8六歩とこられても受け方が分かっていませんでした。

やはり攻めの銀と守りの銀を交換するとやや攻めている方が得をするみたいです。

▲7七金では▲4五歩がありました。ソフトの評価値-69で互角。

▲4五歩は受けに回らず攻めに出る手で、数手前に▲2六角としたからにはどこかで▲4五歩と突く形のようです。

ただし、対局時は全く▲4五歩は見えていませんでした。

3七に桂馬が跳ねていたら▲4五歩は指していたかもしれませんが、2九の桂馬のまま▲4五歩は浮かびませんでした。

▲4五歩に△同歩なら▲5三角成△同金▲3七桂△3三桂▲7五歩△同歩▲7六歩△8六歩▲同歩△同銀▲7一角△5二飛▲8七歩で、ソフトの評価値+340で先手有利。

この手順は、△4五同歩に▲5三角成と角交換をして▲3七桂と跳ねる手です。

次に▲4五桂があるので△3三桂としますが▲7五歩と受けに回ります。

以下後手は△7五同銀から△8六歩と突いてきますが、▲7一角の傷があるので先手が少し指せるようです。

角交換になれば銀の交換にはなりづらいので、結果的に攻める手は守る手にもなっているようです。

▲2六角とすればどこかで▲4五歩と突くのが参考になった1局でした。