上図は、後手雁木に先手左美濃から右四間飛車にした展開で▲4五歩は変化手順です。ソフトの評価値+245で互角。
実戦では▲4五歩で▲4九飛としたのですがうまくいきませんでした。https://shogiamateur.com/?p=28325&preview=true
▲4五歩に△同歩は▲同桂△7七角成▲5三桂不成△同金▲7七銀で、ソフトの評価値+1017で先手優勢なので、△4五同歩で△3一玉が気になります。
▲4五歩以下△3一玉▲3五歩で、ソフトの評価値+160で互角。

▲3五歩は3筋の歩が切れると将来▲3三歩の叩きがあり先手の手が広がる感じです。
先手の桂馬の前の歩を自ら突くのは最初は少し違和感がありますが、慣れてくるとこれが自然に見えてきます。
角換わり腰掛銀などの3七に桂馬が跳ねているときの▲3五歩とか、7三に桂馬が跳ねているときの△7五歩として攻め味を広げるのと同じような意味です。
▲3五歩以下△同歩▲4四歩△同銀右▲4五銀で、ソフトの評価値+295で互角。
この手順は、素直に△3五歩として以下▲4四歩から▲4五銀とぶつける展開で攻めとしてはまずまずかと思います。
▲4五歩に△7五歩なら▲4四歩△同銀右▲4五銀で、ソフトの評価値+278で互角。

この△7五歩は先手にとっても嫌な手で、▲7五同歩はありますが7六の地点に空間ができて少し味が悪い形です。
▲4五銀に△8六歩▲同歩△7六歩なら、▲4四角△同銀▲同銀でこれは後手が駒損で失敗です。
よって後手は△4五銀に受けの手で対応しないといけません。
▲4五銀に△同銀なら▲3三角成△同桂▲4五桂△同桂▲同飛△5五角▲同飛△同歩▲4四桂△同銀▲7一角で、ソフトの評価値+967で先手優勢。
この手順は、△4五同銀に▲3三角成と先手から角交換をするのが細かいところで、将来後手から△7六歩としても駒にあたりません。
以下▲4五桂と捌いて▲4五同飛に△5五角は▲4四歩と▲7五飛の両方の狙いを受けたのですが、▲同飛から▲4四桂と捨てて▲7一角と打てば先手が指せるようです。
▲4五銀に△4六歩なら、▲4四銀△同銀▲4六飛△5五銀打▲同角△同歩▲4五銀で、ソフトの評価値+507で先手有利。
この手順は△4六歩として大駒は近づけて受けよの手で、以下△5五銀打が飛車取りになるという意味です。
△5五銀打に▲4八飛はありますが△7六歩があるので▲5五同角として▲4五銀と打つ展開です。
これも先手が少し指せているようです。
歩を使った細かい手筋が参考になった1局でした。