単騎の角の攻め筋

上図は、横歩取り青野流からの進展で△7四同歩と飛車を取った局面。ソフトの評価値-87で互角。

この局面は、7四の地点で飛車交換になって次に後手から△1九角成があるのでどのように受けるかという場面です。

△1九角成を受けるのは▲3七角か▲2八角か▲4六角か▲1八飛ですが、最後の▲1八飛はさすがに飛車を自陣に使うのはもったいなく指せないです。

また▲4六角も△同角▲同歩の形が4七に空間があくので指しづらいです。

よって▲3七角か▲2八角のどちらかですが、実戦は▲3七角としました。

▲3七角△同角成▲同桂△6四角で、ソフトの評価値-139で互角。

この手順は、3七の地点で角交換となり▲3七同桂とすることで後手の△4五桂を防いでいるという意味があるので指したのですが、再度△6四角と打ってきました。

この手があまり見えてなかったのですが、意外と先手の受け方が難しいようです。

△6四角に▲4八銀は△2九飛があります。

△6四角に▲3八金はありますが、△2九飛▲2八角となって先手は指す気がしません。

よって△6四角に▲3八銀としたのですが△2五桂▲同桂△1九角成で、ソフトの評価値-121で互角。

この手順は▲3八銀として受けたのですが、△2五桂のただ捨てから△1九角成が見えていませんでした。

最初は桂馬が2五に跳ねてありがたいと思っていましたが、△1九角成が次に△3七歩があるのでまた先手が受ける形になります。

実戦は△1九角成に▲4六角と受けたのですが、この手では▲4八金もあったようです。

ただし、先手は7筋が壁になっており先手玉は狭いので、この局面はすでに指しにくいような感じです。

最初の局面では△6四角に▲2八角の方がよかったようですが、これも後手に色々な手がありそうでまた別の機会に調べてみます。

単騎の角の攻め筋が参考になった1局でした。