上図は、相掛かりからの進展で△3二同玉と馬を取った局面。ソフトの評価値+99989で先手勝勢。
対局中は後手玉が詰んでもおかしくないと思っていましたが、詰み筋が分かりませんでした。
実戦は△3二同玉以下▲3三金△同金▲7二龍△4二角で、ソフトの評価値-6237で後手勝勢。
この手順は▲3三金から攻める手ですが、△同金に▲同銀成は△同玉で後手玉は詰みません。
また▲7二龍に△4二歩とすれば▲3三銀成から以下詰みですが、△4二角と合駒をされると3三の地点に利いているの詰みません、
ちなみに△4二角でも△4二銀でも△4二金でも後手玉は不詰みでした。
▲3三金から攻めるのは盤上の攻め駒を渡すことで戦力不足になるようです。
▲3三金では▲2三金がありました。
▲2三金△4三玉▲3三銀成△同金▲4一龍で、ソフトの評価値+99994で先手勝勢。

この手順の▲2三金は重たく攻める手ですが、△4三玉に▲3三銀成がありました。
▲3三銀成に△5三玉なら▲6三金まで詰みなので△3三同金としますが、そこで▲4一龍と下から王手をする手がありました。
▲4一龍は下からの一間龍の攻め方です。
▲4一龍以下△4二銀▲3三金△同玉▲3二金△2三玉▲2一龍まで詰みです。
この手順は△4二銀と合駒をした形が3二の地点が弱いので▲3二金から分かりやすい詰み筋です。
また別の詰まし方で▲3三銀成では▲3三金もあったようです。
▲3三金△同金▲4一龍△4二金▲3三銀成△同金▲3二金で、ソフトの評価値+99990で先手勝勢。

この手順の▲3三金は金から攻める手ですが、銀から攻める手と違うのは後手の合駒の種類になります。
先に金から攻めて金を渡すと▲4一龍に△4二金と合駒をされます。
これが大きな違いで以下▲3三銀成△同玉と進みますが、そこで▲3二金がありました。
△4二金と打っているので3二の地点の受けは利いているのですが、それでも▲3二金が鋭いです。
▲3二金以下△同金▲2四金△2二玉▲2三歩△同金▲同金△同玉▲2四歩△3三玉▲2三金まで詰みです。
この手順は△3二同金に▲2四金~▲2三歩がうまいです。
△3二同金とさせたのは先手の龍の利きを4筋まで通すことで、△4三玉という形を防いでいます。
よって▲2四金に△2二玉と2筋に逃げる形ですが、▲2三歩からぴったり詰みです。
後から振り返ると詰んでいたというケースは、自分の場合勝ち将棋でも負け将棋でも結構あるようでこのような場面を正確に指せるようになればもう少し勝率も上がるのでしょうが手の見え方がいまひとつのようです。
本局は▲2三金と最初に重たく打つ手と、一間龍の形にするという2つが見えないと指せない手順ですが少しでも短い時間で正確に指せるようにしたいです。
重たく金を打って一間龍の筋にするのが参考になった1局でした。