上図は、相矢倉からの進展で先手は▲6七金左の形で△7六歩と打った局面。ソフトの評価値+126で互角。
対局中は、▲6七金左と▲6七金右の違いがまだよく分かっておらず、△7六歩とされたときはすでに先手が悪いかと思っていました。
本譜は△7六歩以下▲同金△7五歩▲6五金△4六角▲同歩△7六歩▲同銀△6四歩で、ソフトの評価値-152で互角。

後手は△7六歩と叩いてきましたが、8四の歩の形での△7六歩は全く考えていませんでした。
▲7六同銀でも▲7六同金でも、△7五歩以下悪いと思って▲7六同金としましたが、やはり先手の模様が悪いようです。
後手からは△3九角から△6六角成の狙いがあります。
先手からも▲3四歩と叩く狙いはありますが、先に攻めている後手の方が指せそうです。
▲7六同金では▲6八銀がありました。ソフトの評価値+55で互角。

▲6八銀は全く見えていませんでした。
▲7六同銀でも▲7六同金でも守りの駒が上ずるのですが、▲6八銀だとしっかりした形です。
▲6八銀は一見弱いようでも次に▲7六金の狙いがあります。
▲6八銀以下△8五歩▲7六金△7四銀▲6七銀△7五歩▲7七金△9四歩▲9六歩で、ソフトの評価値+286で互角。
この手順は、後手は1歩損で△7五歩と拠点を作ったのですが、歩切れなのでいい勝負のようです。
先手は7七の金の形で通常形の7七の銀と違うため、後手から桂馬が6五に金取りと跳ねた場合の受け方が少し違ってきそうです。
将来△6五桂とさせないような展開にしたいですが、相手もいることでそのような展開になるのはやむを得ないかもしれません。
▲6七金左の形での△7六歩の対応が参考になった1局でした。