狙われている金をぶつけて受ける

上図は、先後逆で先手ゴキゲン中飛車に後手が△7三銀からの進展で▲6六歩と突いた局面。ソフトの評価値-172で互角。

対局中は、次に▲6五歩と突く手が厳しいのでここまでの少し対応が悪かったかと思っていたのですが、この局面は互角だったようです。

本譜は△7三桂▲7五歩で、ソフトの評価値+36で互角。

△7三桂は▲6五歩には△同桂でいいのですが、▲7五歩とされる手をうっかりしていました。

▲7五歩には△同歩は▲7四歩、△同銀は▲5三飛成で後手が悪いので△8六歩としましたが▲同角で△同飛▲同歩△6七角の筋はありますが、▲5六歩くらいで飛車の打ち込みが気になる後手が神経を使いそうです。

▲6六歩では△4四金がありました。ソフトの評価値-196で互角。

この△4四金はぱっと見で後手も怖い形で、ちょっと指すのに勇気がいります。

△4四金に▲6五歩なら、△同銀▲4四銀△同銀でソフトの評価値-368で後手有利。

この手順は、▲6五歩と角道をあけますが△同銀で意外と後手もバランスがとれているようです。

なおこの手順の△4四同銀以下で、▲5三飛成△同銀▲2二角成△同玉▲5五角は△4四角▲8二角成△8八飛で、ソフトの評価値-418で後手有利。

この手順は、先手が▲5三飛成から王手飛車をかけてきたのですが、△3三角と受けてから△8八飛で後手が指せているようです。

先手玉は美濃囲いでなく、そこまで強い玉ではないので大駒の交換からの捌き合いは先手も大変そうです。

戻って△4四金に▲同銀なら、次に後手は△6七銀を狙う形です。

以下▲6八金に△7五歩と突いてどうかという将棋になりそうです。

狙われている金をぶつけて受けるのが参考になった1局でした。