上図は、居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で▲6三銀と詰めろをかけた局面。ソフトの評価値-99986で後手勝勢。
▲6三銀は詰めろ飛車取りなので後手は慎重に対応することになります。
本譜は△4四角▲5四銀成△同馬で、ソフトの評価値-3338で後手勝勢。
△4四角と詰めろを受けてこれでも後手勝勢ですが、先手玉に即詰みがありました。
△4四角で△7七銀で、ソフトの評価値-99987で後手勝勢。

実戦ではまず△7七銀は指せない手ですが、これで以下詰みというのは難しいです。
△7七銀に▲同桂なら、△同金▲同玉△5七飛成▲8六玉△6八角▲9七玉△9六歩▲同玉△8四桂▲同成銀△8七龍▲同玉△8六金▲9八玉△9七香▲8八玉△8七香まで。
この手順は、△7七銀から清算して△5七飛成の筋で、以下△6八角に△8四桂から△8七龍と捨てるのが厳しいです。
△7七銀に▲9七玉なら、△9六歩▲同玉△8四桂▲同成銀△8六金で、ソフトの評価値-99993で後手勝勢。

この手順は、▲9七玉と広い方に逃げて一瞬詰まないようですが、△9六歩から△8四桂と捨てて△8六金がうっかりしやすいです。
△8六金以下▲同歩△8七角▲同玉△7八馬▲9八玉△9六香▲9七桂△8八馬まで。
この手順の△8七角に▲8五玉は△7六角成▲9六玉△8六馬まで。
これらの手順は、△8六金に△8七角から△7八馬が見えれば詰み筋が見えてきます。
ただし、実戦的には後手が詰ましにいくのは難しいので詰めろを受けて問題ないです。
大駒の力で詰ますのが参考になった1局でした。