上図は、先後逆で角換わりからの進展で7五にいた銀を△7六銀の王手に7七の玉が▲6八玉と逃げた局面。ソフトの評価値-2019で後手勝勢。
対局中は、形勢はいいとは思っていましたが先手玉の寄り筋がはっきり見えてなくて、5四の角がいなくなると▲7二歩成がうるさいと思っていました。
ここでは△6七銀成と△6七銀不成のどちらかが目につきますが、△6七銀不成なら▲5七玉と逃げられてまだ大変です。
本譜は△6七銀成▲5九玉△7六角としましたが▲4八玉だったら大変だったようです。ソフトの評価値-289で互角。

△5七銀成はいいとして次の△7六角は▲5五金に早めに逃げて味がいいかと思っていたのですが、▲4八玉とされると先手玉の寄せが見えない形なのでまずかったです。
私の将棋は、勝勢の局面からぬるい手を指して振り出しに戻るというのが多いです。
本局は、数手前の△7六銀と出るところでも、△6七銀と打っておけば先手玉が寄り筋だったのでだいぶ寄せが甘い感じです。
△6七銀成▲5九玉に△5七銀がありました。ソフトの評価値-2108で後手勝勢。

△5七銀は詰めろですが、この手がなぜか見えていませんでした。
今見ても普通な手なのですが、この手が見えていないと将棋がもつれます。
△5七銀で△4七銀▲5五金でどうかなどと考えていたので、寄せの急所がすれています。
△5七銀以下▲同金△同成銀▲4八金△6七桂成▲4九玉△5八金▲同金△同成桂▲3九玉△4八成桂▲2八玉△3六金で、ソフトの評価値-2685で後手勝勢。
この手順は、先手玉が2筋まで逃げ込む形ですが、手厚く△3六金と打てる形になればもう少しで寄せきれそうです。
上から銀をかぶせて寄せるのが参考になった1局でした。