上図は、横歩取り青野流からの進展で△6四歩と突いた局面。ソフトの評価値-89で互角。
先手の玉が6八にいますが、5九の玉が▲5八玉から▲6八玉と移動した形です。
先手が1歩得ですが、3五の飛車が少し使いづらい形になっています。
ここからは、1歩得しているのでゆっくりした展開にした方がいいと思って駒組みをしました。
△6四歩に▲7七角として数手進んで△7二金で、ソフトの評価値-157で互角。

この局面は、少しゆっくりした展開になったのですが、先手の飛車が相変わらず窮屈で、1歩得をしていても歩を使う場所がありません。
形勢は互角ですが、すでに先手が指しにくい感じがします。
▲7七角では▲5八玉△6三銀▲3三角成△同桂▲7七桂で、ソフトの評価値-176で互角。

この手順は、▲5八玉から角交換して▲7七桂とする手です。
▲5八玉は玉を何回か移動しているので指しづらいのですが、形からすれば▲5八玉から▲6八銀を目指すのは自然です。
角交換をして▲7七桂とすることで、後手の駒組みによっては▲8五飛とぶつける筋があります。
少しだけ先手の飛車が軽くなった感じですが、先手は7筋や8筋で飛車を活用する展開にしたいです。
▲7七桂には後手も△4四角など指したい手があるので、まだこれからの将棋ですが、本譜より良かったような気がします。
歩越し飛車は、歩の上に飛車がいるので使いづらいので縦の筋で使えなければ横に移動して飛車を活用するしかなさそうです。
できれば歩の使える筋に飛車を移動したいです。
この場合は7筋しかありませんが、できれば8筋の8七の歩は打たない展開にしておいた方が手が広かったようです。
歩越し飛車の活用が参考になった1局でした。