坂田流向い飛車の△2四歩

上図は、後手が坂田流向い飛車からの進展で△2四歩と突いた局面。ソフトの評価値+87で互角。

坂田流向い飛車は、△3三金から△2四歩と突くのがよくある手です。

ここで▲3七桂と跳ねたのですが、この手はあまりよくなったようです。

本譜は▲3七桂△2五歩▲同飛△2四金▲2八飛で、ソフトの評価値+60で互角と進んでよくある形に合流したのですが、後手は途中で面白い手があったようです。

▲3七桂△2五歩▲同飛△同飛▲同桂△3二金で、ソフトの評価値-220で互角。

この手順は、△2五歩▲同飛に△同飛とする手がうっかりしやすく、先手の立場だと▲同桂が金取りになるので調子がいいのですが、△3二金と引かれると、次に後手から△5五角とされて△4六角を見せられると先手が忙しいです。

△5五角は見えにくい手ですが、△4六角を防ぐ▲4七銀には△2七飛があります。

また普通に△2四歩もありそうです。

この局面から先手に有効な手があればいいのですが、なければ戦いを急ぎ過ぎた感じです。

▲3七桂では▲2四同歩がありました。

▲2四同歩△同金▲3七桂で、ソフトの評価値+9で互角。

この手順は、普通に▲2四同歩として以下▲3七桂と跳ねる手です。

▲3七桂と跳ねることで後手の△2五金に進出を防いでいます。

▲3七桂以下△3五歩▲4七銀△2五歩▲3八金△3四金で、ソフトの評価値+49で互角。

この手順は、3七の桂馬の頭を狙う△3五歩に▲4七銀と守り以下△2五歩からじっくりした展開です。

後手の3四の金が働く展開になるかどうかがポイントになりそうです。

先手の立場としたら、後手の金の圧力はかなりの重圧なので抑え込まれないような展開にしたいです。

坂田流向い飛車の△2四歩の対応が参考になった1局でした。