上図は、先後逆で居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で▲5七角と上がった局面。ソフトの評価値-160で互角。
図面の表示が変化図になっていますが、これは対局時の手順が正確に思い出せなかったためです。
対局後の翌日にどのような手順か思い出そうとするのですが、微妙に手順と局面が合わないことが多く、後から時間をかけて振り返ってもそれでも合わないです。
部分的な手の流れなどは理解しているつもりですが、ひどい場合だとどちらが先手だったとか、端歩の関係はどうだったかなどで手の組み合わせが広くなります。
そのため仕方なく局面を編集したので、図面のタイトルが変化図になっておりどちらの手番かなどが分かりづらいのですが、手数が合わないと盤面が合わないので駒の着色や局面図の表示がうまくいかないです。
1日1局で持ち時間の長い将棋だったら多分手順が思い出せるのですが、1日数局ありどんどん対局を消化していくと思い出せないことがよくあります。
この変化図は▲5七角と7九の角が上がった局面で、対局中はだいぶ居飛車が指せていると思っていました。
と金が作れそうな形でうまくいけば駒得しそうですが、捌き合いになると小さなポイントが一気になくなる可能性もあり迷うところです。
普通は捌き合いは穴熊は大歓迎なのですが、先手は2五に桂馬がいて3筋の歩が切れているのと1筋の端攻めなどの含みがあるので先手としても嫌な形です。
居飛車がいいとは思っていても、どこかで決断しないといけないので飛車交換になることを前提に踏み込みました。
実戦は△7七歩成▲同飛△同飛成▲同桂△6七歩成▲7五角△7七と▲7二飛△6二歩▲7三飛成△3五桂▲同銀△同角▲3六歩で、ソフトの評価値+574で先手有利。

この変化図は最後に▲3六歩と打った局面です。
この手順は飛車交換からと金を作って先に△7七とで桂得をする展開です。
後手の持ち駒に桂馬が入れば△3五桂と打つのが楽しみですが、先手も▲7二飛~▲7三飛成で桂馬を取り返します。
以下△3五桂から銀と桂の交換になりましたが、▲3六歩と打ってどうかという形です。
▲3六歩には後手は角を逃げる形ですが、▲5三角成△同金▲同龍で角と金銀の2枚替えになり先手が駒得で先手有利のようです。
このような展開でと金駒が先手の方が多くなり持久戦になるのは大歓迎なので、後手が指しづらくなったようです。
大駒の交換の捌き合いは局面の手が広がり局面が大きく動くことで評価値も大きく変わりやすいです。
後手としては、捌き合いになる前に少しでもポイントを上げるような指し方がしたかったです。
△7七歩成では△8八歩成がありました。ソフトの評価値-59で互角。

この変化図は最後に△8八歩成とした局面です。
対局中はちょっと浮かびましたが▲6六角の後が難しいと思っていました。
△8八歩成▲6六角以下△7八となら▲7五角△8九と▲7二飛△4二銀▲3三歩で、ソフトの評価値+938で先手優勢。
この手順は飛車の取り合いなら先手は7五の角と7二の飛車が穴熊を直通しているため、▲3三歩が入ると先手優勢のようです。
△8八歩成▲6六角に△6五飛なら▲7六飛△8九と▲5四歩△同銀▲3三歩△同桂▲同桂成△同金寄▲2五桂△2一桂で、ソフトの評価値-54で互角。
この手順は△6五飛と逃げてそれが角取りなので以下△8九とで桂得になります。
ただし、▲3三歩と入った手もなかなかうるさく、△3一金と逃げても攻めの拠点の歩が残るので△3三同桂としますが、▲同桂成~▲2五桂がうるさいです。
▲2五桂には△2一桂と受けて以下▲3三桂成には△同角と受ける形のようです。
駒割りは金と桂桂の交換で微妙ですが、これも難しいようです。
やはり最初の局面図は思ったほど後手がいいわけではなく、互角という認識が必要だったようです。
と金は作れそうでも意外と難しいのが参考になった1局でした。