上図は、角換り腰掛銀からの終盤戦で、後手が△3三銀と打った局面。ソフトの評価値+218で互角。
先手銀損も、▲5三成桂がいて後手△2二歩の壁形で歩切れなので、うまくいけば技がかかりそうな感じでしたが、ここからの数手はまずかったです。
本譜は以下、▲7四歩△2四銀▲同飛△7七銀で、ソフトの評価値-788で後手有利。

▲7四歩は将来的に桂馬をとって、▲4三成桂△同金▲3五桂の筋で手をためたのと、▲2四飛が▲6四飛から▲6一飛成があるかと思っていたのですが、このタイミングでの△7七銀が見えてなかったです。
△7七銀に▲6四飛としても△9五角▲6一飛成△4一歩で、ソフトの評価値-2062で後手勝勢。
△9五角は△7八銀成▲同玉△6八金▲8八玉△7九角の詰めろで、この展開になったら▲7四歩は1手パスみたいな形で先手だめです。
▲7四歩では▲4三成桂△同金▲2三歩の方が良かったようです。ソフトの評価値+43で互角。

▲4三成桂は後手玉の逃げ道を塞いでいる駒を、清算するのはあまり考えてなかったですが、後の▲2三歩も全く気が付かない1手です。
指摘されてなるほどという感じです。
▲2三歩に△2四銀なら、▲2四同飛△7七銀▲同桂△同歩成▲同金△9五角▲2二歩成△同飛▲2三銀△8二飛▲3二銀打で、ソフトの評価値+1986で先手優勢。
△9五角に受けずに、▲2三銀打と詰めろをかけるのが鋭いです。
▲2三歩に△同歩なら、▲2三同馬△6六歩▲3二銀△同飛▲同馬△同玉▲8二飛で、ソフトの評価値+480で先手有利。
まだ難しい変化はありそうですが、▲2三歩と玉に迫る手が参考になった1局でした。