取った香車を攻めに使う

上図は、後手四間飛車に対して先手トーチカからの進展。先手が2筋に戦いを起こした手に対して、後手が△7五歩と先手の桂馬の頭を狙ってきて、△4六歩と突いた局面。ソフトの評価値+504で先手有利。

先手は飛車が成って攻めは成功していますが、後手はいつでも△7七歩成と桂馬を取る手があり、また△4六歩と突いているので△4七歩成を見せています。

実戦では△4六歩の対応に悩んだ末取った展開にしたのですが、あまり良くなかったようです。

本譜は以下、▲4六同歩△同飛▲2四角△2六飛▲3五角△同歩▲2六龍△7七歩成▲同銀右△5七角で、ソフトの評価値+54で互角。

飛車と角桂の交換となり、少し先手が駒損で△5七角と打たれ互角です。

先手は▲1一龍と香車が取れていないのも面白くありません。

▲4六同歩では、2種類の面白い手がありました。。

1つは、▲4六同歩で▲1一龍です。

▲1一龍△7七歩成▲同銀右△4七歩成▲7四歩で、ソフトの評価値+443で先手有利。

と金を作らせても、先手は香車を取りにいく手順です。

△8五桂なら▲7六香で次に▲7三歩成を見せる展開です。

△7四同銀なら▲6四香で△5一金寄では▲6二角。▲6四香に△6三桂で、▲同香成△同銀引▲7四歩▲8五桂▲7三桂△5一金寄▲5三角で、ソフトの評価値+1208で先手優勢。

もう1つは、▲4六同歩で▲2四角です。

▲2四角△4三飛▲4六角△7七歩成▲同銀右△5八角▲1一龍△4七角成▲2四角で、ソフトの評価値+366で先手有利。

▲2四角で次に▲4四歩と打って後手の飛車の活用を抑えます。

以下△5六馬▲4四歩△5三飛▲7六香で、ソフトの評価値+673で先手有利。

どちらの手順にしても、▲1一龍と香車を補充して、取った香車を▲6四香や▲7六香として攻めに使う展開です。

取った香車を攻めに使う展開が参考になった1局でした。