上図は、先後逆で横歩取り青野流から後手が△2六歩と垂らした手に対して▲3八金と受けて、△7四飛と飛車交換を目指した手に▲3五飛と避けた局面。ソフトの評価値+24で互角。
ここは手が広くて迷いましたが、本譜は全く良くなかったです。
本譜は以下、△7七角成▲同桂△4四角▲8五飛△8四歩▲8七飛で、ソフトの評価値+389で先手有利。

部分的に▲8七飛と変な形になるのですが、△7七角成を防げば先手有利です。
△7七角成として▲7七同金なら△9五桂で指せるのですが、▲7七同飛で手になりません。
ここから後手駒組みにしても角を盤上に使って、△8四歩もいい形ではないので、後手面白くありません。
後、△2七歩成を受ける先手の▲3八金もあまりいい形ではないのですが、意外と後手から手がないと、持ち歩の数で先手が多いので、手が広い感じです。
後手の△7七角成では、△8四飛▲8八銀△7七角成▲同桂△3三桂があったようです。ソフトの評価値+46で互角。

△3三桂は先手の飛車の直通を避けるのと、将来的に△4五桂と使う筋です。
また先手が▲2五飛と戻る筋を防いでいます。
ここで▲6六角なら△3四歩です、以下▲6五飛△8六飛。
△8六飛は何気ない手ですが、▲3七桂だと△8九角で、ソフトの評価値-358で後手有利。
△8六飛に▲8七銀だと、△6六飛▲同飛△2七歩成▲同金△5五角▲8六飛△1九角成▲8一飛成△2九馬で、ソフトの評価値ー421で後手有利。
△6六飛に▲同歩だと、△7四歩▲3七桂△8六歩▲同銀△7六角。
飛車と角の交換で後手少し損も、2枚の角を持っていると意外と手がありそうです。
また△2六歩と垂らしているので、▲3七桂と跳ねた形には△2七角という手もありそうです。
このあたりの感覚は、横歩取り特有の感じみたいです。
横歩取りで角交換して△3三桂と跳ねるのが参考になった1局でした。