上図は、先手トーチカ模様後手四間飛車で、先手が▲6六角を▲5七角とした手に対して後手が△4三銀とした局面。ソフトの評価値+100で互角。
先手はここで仕掛けずにじっくり指す手もあるのですが、仕掛けてみたくなりました。
本譜は以下、▲2四歩△同歩▲同角△2二飛▲3三角成△2八飛成▲4三馬△2九龍▲3九金△1九龍で、ソフトの評価値+302で先手有利。

▲2四角に△2二飛と回るのは、よくある筋ですが、ここで先手は強く▲3三角成とします。
以下、先手は馬を作ったのに対して、後手は龍を作っています。
先手の角銀と後手飛車桂香の交換ですが、先手有利が少し意外でした。
本譜は▲2八銀△1八龍▲3六角△2七歩▲同角△同龍▲同銀△2三飛▲6一馬△同銀で、ソフトの評価値-504で後手有利。
この手順はさっぱりしすぎて、先手まずかったようです。
先手の▲2八銀では▲5三馬があったようです。
▲5三馬に△6二香や△6二桂だと後手陣が壁形になるのと、後手は小駒は攻めに使いたいと思いますので△8二玉とします。
▲5三馬△8二玉▲6二銀△同金▲同馬△7一銀▲4四馬で、ソフトの評価値+372で先手有利。

▲6二銀から金と銀の交換となって▲4四馬とした局面は、次に先手は▲5三角を狙います。
▲4四馬に馬の位置を変える△4三歩なら▲1一馬で、ソフトの評価値+466で先手有利。
▲4四馬に△5二金なら▲2九金打で、ソフトの評価値+651で先手有利。
なお、先手の▲5三馬の王手に△6二香だと、先手は▲2九歩と打ちます。ソフトの評価値+365で先手有利。
実戦的には後手も飛車を持っているのでまだ大変ですが、先手は低い陣形で飛車の打ち込みに強いのが大きいです。
先手は△1一香と△2一桂が取れる展開になれば大きいです。
捌き合いになりますが、強く▲2四歩から仕掛けてみて先手も面白いと分かった1局でした。