上図は、先手居飛車美濃囲いに対して後手3間飛車からの進展で、後手の△4五桂に▲2六飛として△3四飛が△3一飛と下がった局面。ソフトの評価値+440で先手有利。
後手の△4五桂は△3七桂成の狙いで、先手の▲2六飛は△3七桂成なら▲3五歩で受けようとしたものです。
▲3五歩のあたりを避けるため、△3一飛と下がりました。
後手の次の狙いが△3七桂成なのでそれを受ける形ですが、この後の指し手がまずかったようです。
本譜は以下、▲5九角△3八歩で、ソフトの評価値+33で互角。

▲5九角で△3七桂成の筋は防いだのですが、△3八歩をうっかりしていました。
△3八歩がうまい垂れ歩で、▲4八角と受けても△3九歩成▲同角△3七桂成で突破されます。
この数手のやりとりは、もったいなかったです。
▲5九角では▲4八金が良かったようです。ソフトの評価値+479で先手有利。

これなら、△3八歩と打っても金で取られるので打てません。
また△3七桂成には▲同金です。
▲4八金以下、△7四歩▲4六歩△3七桂成▲同金△3八歩▲5七角△5六歩▲4八角で、ソフトの評価値+575で先手有利。
感覚的に金が玉と反対方向に行くのは、浮かびにくいところはありますが、▲4八金だと明らかに本譜より良かったです。
こういう手が短い時間でも浮かぶようになりたいものです。
玉から離れて金で受けるのが分かった1局でした。