上図は、居飛車対振り飛車の対抗形で後手が△8四香と打った局面。ソフトの評価値+89で互角。
△8四香は角取りなので角が逃げる1手ですが、▲7七角か▲6八角のどちらか迷いました。
本譜は以下、▲6八角△5六桂▲1三角成△6八歩で、ソフトの評価値-183で互角。

▲6八角には△5六桂が見えていたのですが、以下馬を作って粘ってどうかと思っていました。
△6八歩以下▲同金上△同桂成▲同馬で、ソフトの評価値-70で互角。
馬を作って比較的穴熊は固いのですが、先手が金損なので駒損しています。
金は大駒の角と同じくらいの駒の強さだと思いますので、金損はやはり大きそうです。
▲6八角では▲7七角がありました。ソフトの評価値+40で互角。

▲7七角は△8五桂と打たれると手順に角取りになるので、指しづらかったです。
▲7七角以下、△9六歩▲同歩△8五桂▲3三角成△9七歩▲同香△同桂成▲同桂で、ソフトの評価値-49で互角。
穴熊の端を狙われるのは先手もいやな筋ですが、後手も6二の角がいて壁になっているので、▲9四桂と打たれる手が回ると後手玉が危なくなります。
△8四香の局面は先手の桂損なので、ここからは駒損が大きくならないように指すべきだったようです。
駒損しないように指すのが参考になった1局でした。