上図は、先後逆で居飛車対振り飛車の対抗形で先手が▲2四桂と打った局面。ソフトの評価値-492で後手有利。
対局中は、△3八と▲同金の次に▲1二桂成△同玉▲2四桂がかなり危ないと思って受けに回ったのですが、これが良くなかったようです。
本譜は以下、△3八と▲同金△2三歩▲1二桂成△同玉▲1四香△1三歩▲同香成△同銀▲2五桂で、ソフトの評価値-205で互角。
この手順は、あまりいい流れではないと思っていましたが、厳しさに欠いているようです。
手順の△2三歩では△1八飛がありました。ソフトの評価値-775で後手有利。

玉の近くに打つ△1八飛は全く見えてなかったですが、これは△3七銀以下の詰めろです。
大駒は遠くから打つ△8八飛もありますが、この場合は△1八飛の方が△1九角との大駒の攻めが、先手玉に厳しいみたいです。
先手から▲1二桂成△同玉▲2四桂△2三玉▲1二角△3三玉▲3四角成△同玉▲3五銀は△2三玉で詰みません。
△1八飛以下▲1二桂成△同玉▲2四桂△2三玉▲3七銀△2七銀で、ソフトの評価値-976で後手優勢。

先手は▲1二桂成~▲2四桂と嫌味をつけてから、▲3七銀と△3七銀以下の詰めろを受けますが、そこで△2七銀が△3七角成以下の詰めろになります。
△2七銀に▲6一飛なら△3七角成▲同玉△2八銀打△▲4八玉△5六桂▲同銀△3八銀成▲同玉△3七金▲4九玉△1九飛成まで。
この手順は、△3七角成~△2八銀打と手厚く指して、△5六桂が逃げ道封鎖の手筋でうまいです。
△2七銀に▲5一飛なら、△5六桂▲同飛成△3七角成▲同玉△3八飛成▲同銀△2八銀打▲2七玉△1七金まで。
この手順は、△3八飛成がうっかりしやすい手で、△3八銀成なら▲同銀で先手玉が詰まずソフトの評価値+1455で先手優勢で逆転します。
やはり終盤は難しいです。
飛車を近くから打つのが参考になった1局でした。